2022.09.09
9月8日、インドのバンガロールで「FIBA U18女子アジア選手権大会2022」が行われ、U18女子日本代表がU18女子中国代表と対戦した。
チャイニーズ・タイペイ、インドネシアを立て続けに破り、予選ラウンド2連勝中の日本。3連勝がかかるこの試合では、横山智那美(桜花学園高校3年)、佐坂光咲(白鷗大学1年)、薮未奈海(八雲学園高校3年)、山本遥香(立命館大学1年)、大脇晴(東京医療保健大学1年)と、インドネシア戦と同じスターティング5がコートに送り込んだ。
試合は序盤から拮抗した展開となるも、第1クォーター終盤に八十川ゆずゆ(筑波大学1年)が速攻からの得点や3ポイントを沈めてリードをもたらし、18-14と4点差で最初の10分間を終える。
第2クォーターは、横山による切れ味鋭いドライブからの得点でスタート。さらに佐坂の連続3ポイントなども決まり、早々に点差を2ケタに乗せる。終盤には山本遥香がオフェンスでは3ポイント、ディフェンスではブロックショットと攻守に活躍し、チームとしても42-25と17点差まで広げて後半へ。
後半の立ち上がりはシュート精度に苦しむ展開が続き、中国に点差を詰められてしまう。都野七海(大阪薫英女学院高校3年)のスティールからの八十川の得点や、横山のパスを受けた森美麗のアリウープショットなども生まれるが、54-49と5点差まで縮められて第3クォーターを終えることに。
苦しい展開が続いた日本。しかし、第4クォーターは都野の3ポイントとオフェンスリバウンドからのタフショットで幸先良いスタートを切る。さらに山本が3ポイントで続くと、再び都野がフローターで技ありの得点を決め、残り6分30秒時点で点差を12点まで広げることに成功する。
その後も横山の連続得点などで、中国を一気に突き放すことに成功した日本。最終スコア76-59でタイムアップを迎え、中国に17点差勝利を収めた。
日本は横山がチームハイの19得点、八十川や佐坂、都野、森らも2ケタ得点を記録した。
3連勝で予選ラウンド1位通過を決めた日本は、準決勝進出が決定。同時に、来年の2023年7月15日から23日の期間でスペイン・マドリードにて開催される「FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2023」への出場権を獲得した。
■試合結果
中国 59-76 日本
CHN|14|11|24|10|=59
JPN|18|24|12|22|=76
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