2021.01.11

トヨタ紡織 サンシャインラビッツの東藤なな子、リーグ後半戦に向けて「アシストも3Pシュートも磨いてきたので、それを出したい」

エースとして存在感を示す東藤 [写真提供]=Wリーグ
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 1月9日、ウィングアリーナ刈谷にて「Wリーグ レギュラーシーズン」が開催。西地区の3試合が行われた。

 西地区4位に沈んでいるトヨタ紡織 サンシャインラビッツは、西地区首位のトヨタ自動車アンテロープスと対戦した。試合はハイスコアで試合が進み、36-47で試合を折り返した。それでも、佐坂樹が「第3クォーターから相手にリバウンドを取られ始めて、サイズで負けている分そこを取りたかったですが、取り切ることができず、点差をつけられて負けてしまいました」と語るよう、後半で試合の主導権を許し、最終スコア87-105で敗れた。

 エースの東藤なな子も「入りはいいリズムでシュートが決まっていて、ディフェンスも良いリズムを持ってプレーできて、前半はイーブンにできましたが、後半に入って相手のトランジションに合わせてしまったので、そこを修正して明日は試合をしたいです」と試合を振り返る。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、Wリーグは東地区の『静岡大会』『大田区大会』が中止。これについて佐坂は「私たちはこうやって試合ができていること『恵まれているな』と感じますが、この先もどうなるか分からないので、自己管理をしっかりとしていきたいと思います」とコメント。東藤も「自分たちも延期になっても大丈夫なように一戦一戦をしっかりと準備していきたいです」と述べた。

妹の活躍に刺激を受けた 佐坂 [写真提供]=Wリーグ

 2021年も意気込みを問われると、佐坂は「今年1年目で入ってきて前半戦に出られなくて、すごく悔しい思いをしました。後半戦で出場できて、今日は絶対に勝ってやろうと思っていたのですが、負けてしまって、これからチームをもっと盛り上げられるように頑張っていきたいです」と意気込みを語った。また、『SoftBank ウインターカップ2020 令和2年度 第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会』に出場した妹の佐坂光咲(東京成徳大学高校)については「すごいです(笑)。しばらく試合を見ていなかったんですけど、あんなシュートを決めていて、私も頑張らないといけないなと思いましたし、素直に尊敬しています」と話した。

 東藤も「去年は自分の強みであるドライブを生かして、チームの得点源になれました分、今年は他チームの当たりも強くなってきているので、それをかいくぐっていけるように、アシストと3ポイントも磨いてきたので、それを後半戦に出せるように頑張っていきたいです」とコメントした。

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