2021.11.07

東京五輪でも活躍したデンソーの髙田真希がWリーグ通算得点で歴代1位に

Wリーグの通算得点記録で歴代1位に立ったデンソーの髙田真希 [写真]=W LEAGUE
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 11月7日、Wリーグデンソーアイリス対新潟アルビレックス BBラビッツにおいて、デンソーの髙田真希Wリーグの通算得点記録で歴代トップに躍り出た。

 これまでの記録は富士通、トヨタ自動車などでプレーした矢野良子さんの6641得点。髙田は2008−09シーズンに桜花学園高校からデンソーに入団。今季で14シーズン目を迎えるが、レギュラーシーズンから主力を務め、レギュラーシーズンでプレーしなかったのは4試合のみ。7回の得点王に輝くなど、チームのみならずリーグをけん引してきた存在だ。

 また、今夏の東京オリンピックでは女子日本代表チームのキャプテンとして、五輪史上初となる銀メダル獲得に貢献したのも記憶に新しいところ。そんな髙田が金字塔を打ち立てたのだ

 記録達成の瞬間が訪れたのは後半が始まってすぐ。髙田は第3クォーター残り9分10秒、エンドからのスローインのボールをキャッチ、フリースローラインあたりから得意のジャンプシュートを決めて、通算6641得点目をマーク。その後、フリースローを1本決めて記録を更新し、単独トップに立った。

 今回の偉業達成に際し、髙田は自身のSNSで以下のように感謝のメッセージを発信している。

「一つのボールをみんなが繋いで私に託してくれたおかげ。

 応援してくださる方々の想いが力となり得点できたこともたくさんありました。

 関わってくださった全ての方に感謝しています。

 得点に限らずチームの勝利に貢献できるようにステップアップしていきます」