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日本代表の谷村がエースとして日立ハイテクを引っ張る [写真]=W LEAGUE
Wリーグは3月29日、「第23回Wリーグ プレーオフ」開幕を前にリモートでの会見を実施。セミクォーターファイナル、クォーターファイナルに出場する6チームのキャプテンが出席した。
レギュラーシーズン8位でプレーオフに挑む日立ハイテク クーガーズはセミクォーターファイナルで同5位の富士通 レッドウェーブと顔を合わせる。レギュラーシーズンで1試合平均17得点8.3リバウンドを記録した日本代表の谷村里佳は「相手は多くの選手がオールラウンダーとしてプレーしている印象。あとは展開の早いバスケットで、3ポイントが多いチームだと思っています」と評し、「町田(瑠唯)選手からバスケットが展開されると思います。彼女のほかに、オコエ(桃仁花)選手を警戒していきたいです。ドライブや3ポイントだけでなく、体の当たりも強い。勢いに乗ったらなかなか止めづらい印象があるので、そこをしっかり対策したいと思っています」と日本代表の同僚を警戒した。
レギュラーシーズン開幕当初は「いい戦いができた」というが、ケガ人が増えた影響で「途中からは苦しい状態が長かった」。それでも、「少しずつ選手が戻ってきて、プレーオフでは全員そろって戦えると思っています」と胸を張った。
富士通とのレギュラーシーズン2試合は65-71、67-71といずれも僅差での敗戦。日立ハイテクのエースは「私たちはまず一戦一戦、目の前の試合を戦う。目標はベスト4。それを達成するために、まずは初戦から、今まで練習してきたことをしっかりとコートで表現できるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。