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Wリーグは3月29日、「第23回Wリーグ プレーオフ」、4月2日のセミクォーターファイナル、3日のクォーターファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。
日立ハイテク クーガーズ(レギュラーシーズン8位)とのセミクォーターファイナルに挑む富士通 レッドウェーブ(同5位)からは日本代表の町田瑠唯が登場。今シーズンから宮澤夕貴や中村優花など新戦力が加わり、「富士通のバスケに慣れるまで少し時間がかかった」というが、「2年目、3年目の選手が試合を経験し、成長してきていると感じていて、少しずつ選手層が厚くなってきたと思っています」とレギュラーシーズンを振り返った。
対戦相手の日立ハイテクを「インサイドの強さがあり、アウトサイドは乗ってくると怖いチーム」と分析。警戒する選手として谷村里佳と北村悠貴の名前を取り上げ、「谷村選手のインサイドから得点につながり、プレーが作られていると思います。そこをしっかりと止めたい。北村選手が乗り出すと、チームも乗ってくる印象があるので、そこをやらせないようにチームとして守っていきたいです」と話した。
セミクォーターファイナル、クォーターファイナルは一発勝負での戦い。「勢いに乗ったチームが強い。出だしから集中していくことが大事だと思います」と短期決戦のポイントを挙げ、「出だしから富士通らしいバスケットをして、勝ち進んでいきたいです」と意気込みを語った。
また、自身も活躍した東京オリンピックを終えて、初めてのプレーオフを迎える。「優勝」を目標に掲げ、日本バスケットボールの盛り上げを誓った。
「オリンピックを通してバスケットを知ってもらって、興味を持ってもらえたと思います。今年は会場に足を運んでくれるファンの方も多かったです。勝利を目指すのはもちろん、見てくださっているファンの方々に楽しいバスケットを見せられるように頑張っていきたいです」