八村塁が後輩のキスパートや町田瑠唯について語る「ミスティクスはいいチーム」

NBAでの3シーズン目を戦っている八村[写真]＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　3月6日（現地時間5日）、ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁が行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

　八村は「今までにないくらいに自分の体作りやご飯などを意識している」と語るなど、プロ3年目の選手としてしっかりと成長を見せているが、今シーズン何より成長したのがアウトサイドのシュートだ。高確率で3ポイントを沈めることにより、これまでも得意としていたミドルレンジのシュートを生かすことにもつながっている。

　現代のバスケットでは3ポイントに比べて、中間距離のシュートは効率が悪いとされているが、八村はそのミドルレンジについて「自分がバスケを始めた頃からのスタイル」と語り、「オールスタークラスでもミドルレンジシュートがうまい選手は多いので、そうは（非効率的と）言われていますが、ミドルレンジには何かそういう力があるんじゃないかなと思います」と今後も自身の武器として磨きをかけていくようだ。

　さらに、ゴンザガ大学の後輩でもあるルーキーのコーリー・キスパートについて聞かれると「本当によくやっていると思う」と高評価した。

「自分のルーキーイヤーがすごくタフだったことを思い出します。（NBAでは）選手の入れ替わりも激しいし、変化が多いなか、彼はスタメンとして頑張っている。簡単ではないです。オンコートもオフコートでも、学ぶことはたくさんあるし、とにかく彼はよくやっています」

　また、WNBAのワシントン・ミスティクスとの契約が発表された町田瑠唯（富士通レッドウェーブ）について聞かれると、八村はミスティクスのヘッドコーチから事前に聞かされていたことを明かした。「1カ月前くらいに彼女が来ると話をされました。彼女はオリンピックですごく活躍しましたし、ミスティクスもいいチームです。彼女はいい選択をしたんじゃないかなと思います」。

　最後に「ワシントンDCはダブル“ルイ”になりますね」と言われると、八村は「そうですね」と笑顔を見せた。

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