2022.05.03

富士通、4季在籍の内野智香英が現役引退を表明「第二の人生も自分らしく楽しんでいきたい」

シャンソンで3シーズン、富士通で4シーズンをプレーした内野 [写真]=伊藤 大允
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 5月2日、富士通 レッドウェーブに所属する内野智香英が自身の公式Twitterを通じて、2021-22シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 1993年生まれの内野は静岡商業高校、松蔭大学を経て、2015年にシャンソン化粧品 シャンソンVマジックへ入団。2018-19シーズンから富士通でプレーし、2021-22レギュラーシーズンは全20試合の出場で1試合平均7得点3.4リバウンドを記録した。

 現役引退に際し、次のようにコメントした。

「今シーズンで最後の1年と決めて、1日1日を過ごしてきました。この1年は、しんどかったり、悔しかったり、自分の中で感情が忙しくて、バスケットが嫌になることも何度もありました。それでもこのチームが好きで、このメンバーでやるバスケットが本当に楽しくて、最後まで自分らしく頑張りきることができました。最後は、目標の優勝には届かなかったですが、ファイナルの舞台でプレーできたこと、あの光景は絶対に忘れません。今シーズンはたくさんの方が会場に来てくれて、試合後もメッセージをたくさんいただいて、ファンの皆さんに何度も何度も背中を押してもらいました。自分のプレーをみて“感動した”とか“元気をもらった”と言ってもらえることが本当に嬉しくて、いつも自分の原動力になっていました」

「シャンソンで3年間、富士通で4年間。たくさんの方々の支えのおかげで7年間やり切ることができました。この7年間何度も挫けそうになりましたが、ここまで頑張ることができたのは、今まで私と関わってくれたチームメイト、監督、コーチ、恩師、全力でバスケットに打ち込めるようにサポートしてくれた会社の方々、どんな時でも暖かく応援してくれたファンの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。気づけば小学校から22年も続けていたバスケット。こんなに熱中できるものに出会わせてくれた両親に感謝です。いつも1番に応援してくれて、静岡から毎週のように応援に来てくれました。本当にありがとう。長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。バスケットを通して出会った人達をこれからも大事にし、第二の人生も自分らしく楽しんでいきたいと思います! これからはRedwaveのファンとして、みんなのことずっと応援します」