Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
大黒柱の本橋(左)と昨季、全試合で先発出場した軸丸 [写真]=伊藤大允、Wリーグ
第24回Wリーグは10月19日、国立代々木競技場第2体育館で行われるトヨタ自動車アンテロープスとENEOSサンフラワーズの一戦で開幕。新たに姫路イーグレッツが加わり、14チームによるリーグ戦がスタートするとする。ここではその14チームを紹介。激しい戦いの火蓋が切られる前に、チーム状況を確認してほしい。
文=吉川哲彦
萩原美樹子ヘッドコーチを迎えて臨んだ昨シーズンは9位とプレーオフにあと一歩届かなかったものの、シーズン後半に白星を重ねて今後の可能性を感じさせた東京羽田ヴィッキーズ。センター陣の引退などでサイズが小さくなったことを受け、今シーズンは5アウトオフェンスでプレーオフ進出を狙う。
昨シーズンは大黒柱である本橋菜子のコンディションが万全でなかったが、その分他の選手の自覚が強まった。本橋に代わって正司令塔を務めた軸丸ひかるは、チームで唯一の全試合スターター出場。津村ゆり子はチーム最多の1試合平均12.0得点を挙げ、得点源の地位を確立した。尾﨑早弥子も安定感が備わって一皮むけた印象が強く、誰がコートに立ってもプレーのクォリティが落ちないチームとなった。何より、萩原HCの指導で個々の役割が明確になり、全ての選手がチームへの貢献度を上げたことは間違いない。