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4月1日、新潟市東総合スポーツセンター(新潟県)で第24回Wリーグプレーオフのセミクォーターファイナルが行われ、富士通レッドウェーブ(5位)が日立ハイテククーガーズ(8位)と対戦した。
試合開始から徐々に富士通が日立ハイテクを追う展開となる。日立ハイテクの星香那恵にこのクォーターだけで7得点を挙げられるが、町田瑠唯のアシストやシュート、さらにジョシュア ンフォンノボン テミトペが7得点を挙げて対抗。最初の10分を21−27で終えた。
第2クォーターには一時10点のリードを奪われるも、富士通が反撃を開始する。ここでも町田が得点やアシストでチームをけん引。それに呼応するように江良萌香らも加点する。終盤、宮澤夕貴のシュートで同点に追いつくが、日立ハイテクのダラーメ マレム ドイに入れ返され、前半を37−39で折り返した。
後半に入っても、富士通が日立ハイテクを追う展開が続く。それでも内尾聡菜のシュートで逆転すると、そのままリードを奪って第4クォーターに入っていった。ここで町田やテミトペのシュートでリードを奪うも、日立ハイテクの中野由希に奮起され、このクォーターだけで8点を献上。残り1秒にシュートを決められ、試合はオーバータイムに突入した。
勝負を決める5分間では江良を筆頭に富士通がバランス良く得点を重ねていく。日立ハイテクの白鞘郁里らに粘りを見せられるが、14−5と振り切りに成功。富士通がクォーターファイナルへ勝ち名乗りを上げた。
富士通は町田がゲームハイの24得点を挙げただけでなく、14アシスト10リバウンドをマークしてトリプルダブルを達成。テミトペが19得点、宮沢が13得点、江良が11得点、内尾が10得点と5名が2ケタ得点を挙げて勝利に貢献した。
■試合結果
富士通レッドウェーブ 91-82 日立ハイテククーガーズ
富 士 通|21|16|24|16|14|=91
日立ハイテク|27|12|18|20|5|=82