2018.10.30
9月26日、スペインのテネリフェで「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018」のベスト8決定戦が行われ、日本代表は中国代表と対戦。試合は81-87で敗れ、ベスト8進出を逃した。
この試合、19歳のオコエ桃仁花(デンソー アイリス)は後半から出場すると、約12分間で12得点2スティールを記録。トム・ホーバスヘッドコーチも「いい働きをした」と評価した。オコエ自身は試合後のインタビューで、「前半出れていなかったですし、その悔しい思いと6カ月間つらい練習に耐えてきたので『このまま終わっていいのか』という気持ちでコートに立ちました」と明かした。
「技術とか経験ではなく、自分が今できることはアグレッシブにプレーして、みんなのモチベーションを上げることだと思った。そういう意味では少しは仕事ができたと思う」と一定の手応えを口にしたが、今大会をとおしては「絶対的な安心感がある、髙田(真希)選手や宮澤(夕貴)選手のような選手になっていかなきゃいけないと強く思いました」と振り返り、これまでいくつもの舞台で経験を踏んでいる2人の偉大さを改めて知った様子だった。
その一方で、「中国のセンターは19歳だったり、18歳のガードもいます」とも話し、「自分に足りないものが分かったので、世界の同い年にも負けたくないですし、経験のある選手にも負けてられないです」と負けん気の強さを垣間見せた。
「すごくいい経験になりました。今回こうやって自分の力でメンバーに入ることができて、うれしい部分もあるんですけど、やっぱりまだまだ足りないという気持ちがあります」
ワールドカップという大舞台を経験した19歳は、今後もたくさんの経験を積みあげ日本代表の中心選手になろうとしている。
2018.10.30
2018.10.25
2018.10.02
2018.09.27
2018.09.27
2018.09.27