2020.02.09

女子日本代表、追い上げ実らずオリンピック予選2戦目で黒星…地元ベルギーに敗戦

日本は第2、第3クォーターで差をつけられた[写真]=fiba.com
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 2月9日(現地時間8日)、ベルギーで「FIBA 東京 2020 オリンピック予選大会(OQT)」が開催。女子日本代表(FIBAランキング10位)が地元・ベルギー代表(同9位)と対戦した。

 7日(同6日)に行われたスウェーデン(同22位)との同大会初戦で快勝を収めた日本は、引き続き本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)、赤穂ひまわり(デンソー アイリス)、馬瓜エブリン、長岡萌映子(ともにトヨタ自動車 アンテロープス)、渡嘉敷来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)がスターティングファイブを担った。

 第1クォーターは、序盤から長岡のフリースローと3ポイントなどで先行。残り36秒からは長岡のバスケットカウント、大﨑佑圭の3ポイントも決まり、9点リードで最初の10分間を終えた。しかし、第2クォーターに入り流れは一変。立ち上がりから連続7失点を喫すると、同クォーターを12-27とされてしまい34-40でハーフタイムへ。

長岡は計13得点[写真]=fiba.com

 後半開始からも相手に効率よく3ポイントを決められ引き離された日本。渡嘉敷、本川紗奈生(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)の中心に得点を挙げたが、第3クォーターで計28失点となり、15点ビハインドで最終クォーターへ。

 追いつきたい日本は、第4クォーター開始から本橋、林咲希(JX-ENEOS)、赤穂の3ポイント攻勢で反撃を試みる。試合終了残り3分24秒、林の3ポイントで7点ビハインドとすると、その林が同2分44秒、同2分14秒、同1分45秒にも長距離砲を沈めるパフォーマンスを発揮。さらには町田瑠唯(富士通 レッドウェーブ)がスティールからレイアップ決めて、84-85まで詰め寄った。

 それでも、ベルギーにタイムアウトを挟んで立て直されると、その後は得点を奪うことができずに最終スコア84-92でタイムアップ。日本は両チーム最多となる8本の3ポイントをマークした林の活躍も実らず。第2、第3クォーターの出来が響き、ベルギーに逃げ切られた。

■試合結果
日本 84-92 ベルギー
JPN|22|12|19|31|=84
BEL|12|27|28|24|=92

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