2021.04.22
日本バスケットボール協会(JBA)は19日、女子代表のアンダーカテゴリー専任コーチに藪内夏美氏が就任したと発表した。
大阪府出身で現在43歳の同氏は、1998年から2006年まで日本航空JALラビッツ(現新潟アルビレックスBBラビッツ)でプレーし、レギュラーシーズンMVPやアシスト王など多数の個人賞を受賞した。現役引退後は社業に専念していたが、2008年に富士通レッドウェーブのアシスタントコーチに就任し、その後富士通のヘッドコーチや日立ハイテククーガーズの指揮官などを歴任。日本代表関連では、2018年に行われた第18回アジア競技大会で女子日本代表の指揮を執ったほか、2020年度女子日本代表のアシスタントコーチを務めていた。
藪内氏は就任にあたり、JBAの公式HPで以下のとおりコメントしている。
「今季より、アンダーカテゴリー専任コーチに就任しました。まだ手探りではありますが、選手たちも私も根底にあるのは、バスケットボールが面白くて、大好きだということだと思います。選手たちには、さらにその素晴らしさを伝えていきたいと思いますし、逆にバスケットボールが好きという気持ちで選手たちに負けないよう、頑張っていきたいと思います。
いまの選手たちにはいろいろな情報獲得手段もあり、みんなとても上手だと思います。でも、代表というレベルで考えれば、それぞれが持つスキルを 40分間通して使えるだけの体力、気力が必要ですし、国内で戦うのとは異なる、自分たちよりも大きな外国人選手たちと戦うための意識やスキルの切り替えも重要です。そういったところを自分で気づき、自己解決できる能力、自分で打破していく強さや勇気を、若い選手たちに伝えていきたいです。
日本としての『一気通貫』という点では、スキル的な一気通貫とともに、前任の萩原コーチや、それ以前から関わってきた方々、そしてトムさんをはじめとする現在のトップチームの皆さんの思いを伝えていくことも、私の役割だと思います。私自身、指導者としてまだまだ未熟ですが、これからも様々なことを勉強しながら、自分の役割を精一杯果たしていきたいと思います。よろしくお願いいたします」
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