ラトビアとの親善試合に臨む女子日本代表…髙田真希「無駄のない良い大会にしたい」

女子日本代表の髙田真希が記者会見に応じた［写真］＝伊藤大允

バスケットボールキング編集部

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　8月11・12日に行われる「三井不動産カップ 2022（宮城大会）」へ向けての事前合宿を行っている女子日本代表の髙田真希（デンソーアイリス）が、記者会見に応じた。

　6月に行われた「三井不動産カップ2022（千葉大会）」ではトルコ代表と対戦し、2連勝を収めた日本。今回はトルコより世界ランキングの低いラトビア代表との対戦とあって、「勝つことは大前提」と語った髙田。今大会は「自分たちがどれだけ良いパフォーマンスを出せるかということが分かる大会になる」といい、「どこまで自分たちの目指すバスケができているかを全力を出すことによって、通用する部分や課題も見つかると思っています。無駄のない良い大会にしたい」と意気込んだ。

　昨年9月の恩塚亨ヘッドコーチ就任後、ワールドカップ予選や国際親善試合など数多くの実戦をこなして戦術を落とし込んできた。直前合宿でさらなる成熟を図ったものと見られるが、ラトビア戦で注目してほしい点について以下のとおり語ってくれた。

「このチームのポイントの一つがディフェンス。アグレッシブにプレッシャーをかけ、ミスをさせてスティールをし、速い展開に持ち込んで一番簡単に打てるレイアップシュートを決めることを理想とするバスケットを目指しています。ラトビアが自分たちよりも大きいのは当然のことで、小さい選手が足を使って大きい選手を守るところをぜひ見てほしい」

　女子日本代表は9月22日からオーストラリアで開催する「FIBAワールドカップ2022」に参戦する。同大会では東京オリンピックの決勝で戦ったアメリカ代表など数多くの強豪が待ち構えているが、「自分たちが目指しているのは金メダル」と言い切った。

「そのためにはアメリカ含めどの相手にも勝たなければいけない。自分たちがやるべきこと、進化しなければいけないことはたくさんあると思っている。自分たちは常にチャレンジャー、挑戦する気持ちでいますし、オリンピックを経験している選手もいるが求められていることが違うので、そういった意味では守る意識は全くない。とにかくアグレッシブで日本らしいバスケットを勝つために発揮できるかということに集中しています」