2022.08.06
8月4日、「三井不動産カップ2022(宮城大会)」に向けて強化合宿を行っている女子日本代表(FIBAランキング8位)の安間志織(UMANA REYER VENEZIA/イタリア・セリアA)がオンライン会見に応じた。
8月11日、12日に開催される三井不動産カップでは、FIBAランキン24位のラトビア代表とゼビオアリーナ仙台で対戦する。
6月に行われた「三井不動産カップ2022(千葉大会)」ではトルコ代表と対戦し、2連勝を収めた日本。この2試合にスターターとして出場した安間は「個人的にもチーム的にも恩塚(亨ヘッドコーチ)さんのバスケットに慣れてきたと思うので、早いリズムで自分も攻めながら、周りのシュートチャンスを作っていきたいです」と今回のラトビア戦に意気込んだ。
また、「日本らしい激しいディフェンスを40分間できるように、ポイントガードの私からプッシュしていけたらなと思っています」と語り、ディフェンスへの高い意識を示した。
女子日本代表の武器である3ポイントシュートについて、「チームとしていいシュートを打ってもらうためのパスが課題となっている」と話す安間はポイントガードとして主にパスをする側となるが、「アタックしてディフェンスを引きつけながら、シューターが打ちやすいパスを出せるようチームとして取り組んでいるので、少しずつ良くなっていると思います」と語り、強化合宿により一定の手応えを感じているようだ。
9月22日からオーストラリアで開催される「FIBAワールドカップ2022」に向けて強化を行なっている女子日本代表。今回招集された15名には4人のポイントガードがおり、本大会に向けて熾烈なポジション争いが予想される。
安間は司令塔としての自身のアピールポイントを聞かれると、「チームに勢いをつけるために、ディフェンスからプレッシャーをかけ続けたいです。また、早いオフェンスに持っていくリズムには自信があるので、そこはプッシュしていきたいなと。ドライブしながら自分のシュートも狙いつつ、キックアウトでシューターにいいシュートを打ってもらうこともできるかなと思っています」と力強く語った。
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