2022.08.05

司令塔として攻防両面での活躍を目指す安間志織「PGの私からプッシュしていきたい」

ラトビア代表との三井不動産カップに向けて意気込みを語った安間[写真]=伊藤 大允
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 8月4日、「三井不動産カップ2022(宮城大会)」に向けて強化合宿を行っている女子日本代表(FIBAランキング8位)の安間志織(UMANA REYER VENEZIA/イタリア・セリアA)がオンライン会見に応じた。

 8月11日、12日に開催される三井不動産カップでは、FIBAランキン24位のラトビア代表とゼビオアリーナ仙台で対戦する。

 6月に行われた「三井不動産カップ2022(千葉大会)」ではトルコ代表と対戦し、2連勝を収めた日本。この2試合にスターターとして出場した安間は「個人的にもチーム的にも恩塚(亨ヘッドコーチ)さんのバスケットに慣れてきたと思うので、早いリズムで自分も攻めながら、周りのシュートチャンスを作っていきたいです」と今回のラトビア戦に意気込んだ。

 また、「日本らしい激しいディフェンスを40分間できるように、ポイントガードの私からプッシュしていけたらなと思っています」と語り、ディフェンスへの高い意識を示した。

 女子日本代表の武器である3ポイントシュートについて、「チームとしていいシュートを打ってもらうためのパスが課題となっている」と話す安間はポイントガードとして主にパスをする側となるが、「アタックしてディフェンスを引きつけながら、シューターが打ちやすいパスを出せるようチームとして取り組んでいるので、少しずつ良くなっていると思います」と語り、強化合宿により一定の手応えを感じているようだ。

 9月22日からオーストラリアで開催される「FIBAワールドカップ2022」に向けて強化を行なっている女子日本代表。今回招集された15名には4人のポイントガードがおり、本大会に向けて熾烈なポジション争いが予想される。

 安間は司令塔としての自身のアピールポイントを聞かれると、「チームに勢いをつけるために、ディフェンスからプレッシャーをかけ続けたいです。また、早いオフェンスに持っていくリズムには自信があるので、そこはプッシュしていきたいなと。ドライブしながら自分のシュートも狙いつつ、キックアウトでシューターにいいシュートを打ってもらうこともできるかなと思っています」と力強く語った。

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