2024.02.15

「世界中にサプライズを撒き散らした」Bリーグ・島田チェアマン肝入り“NBL提携”の狙いとは

『島田のマイク』第172回が配信
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 2月15日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第172回が配信され、今回も島田チェアマンの出張報告として各地でのエピソードが語られた。

 最近は「B.革新」の普及などで特に出張が多くなっているというが、出張に対して「緊張している」と吐露。その理由は“健康”だそうで「自分がインフルエンザになったり、風邪とか引いてしまうと、みんなスタンバイしているわけですよ。結構周りを動かしてしまっているイベントが多くて、そこがプレッシャーですね」と身体1つで替えの効かない仕事をするチェアマンならではの心境を明かした。

 1月25日に訪問した愛媛オレンジバイキングスについては、「入場者数がB2のなかで最下位。もうちょっと盛り上げたいなと思ったのと、自治体やクラブをサポートしてくださっている皆さまへ、B.革新の効能をお話しさせていただきました」と説明。「社長も変わられて、今一生懸命地元の方々との交流を深めています。企業経営者としても優秀な方なので良い方向に行ってるのではないかなと思います」と前向きな印象を抱いたと話している。

 愛媛出張のあとは、羽田空港から一旦自宅に立ち寄り、すぐさま成田空港へと向かった島田チェアマン。行き先はオーストラリアで、NBLとパートナーシップを締結し、試合観戦をするというハードスケジュールをこなしたという。今回の提携で実現可能なことについては「ユースとか、プレシーズンでBリーグとNBLの試合を交換してやるということはある程度予想ができたと思う。ポイントは“BリーグがNBLに参入します”ということ。これは反響がすごかったですよ。ヤオ・ミン(中国バスケットボール協会会長)からも『なにこれ!?』って。世界中のバスケット界にサプライズを撒き散らしました」と話した。

「オーストラリアは世界トップクラスで競技力が高い。ビジネスの話もしていくんですけど、どちらかというと競技力向上を視野にいれています」と戦略を明かした島田チェアマンは、「日本人が海外に挑戦するとなったらNBAがメイン。その他は財政的にも環境的にも整っていないため、日本人が海外挑戦するときの選択肢が少ない状況です。オーストラリアは時差も少なく、競技力も高いため魅力的なんですよね。Bリーグのグローバル戦略と競技力向上のために取り組みました」と、その理由を述べた。

 その他にも長野、山形を訪れ「B.革新」や今後のクラブ発展について講演、サポートをしてきたという島田チェアマン。「Bリーグは高いハードルを掲げる以上、我々がやるべきことをやらないといけない。稼いでクラブに配分金を出していかないといけないとか、みんなが仕事をしやすいようにサポートしなくてはいけないとか、そういうことは当然やりつつ、お互いに良い信頼関係でサイクルが回るようにやらないといけないと思います」と、今後についても決意を述べた。