2024.09.19
9月19日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第203回が配信。10月3日に開幕する「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」に向けた準備の様子や、島田チェアマンが各地を訪問した様子について語った。
番組冒頭では、開幕を前に行われた全選手ミーティングについて島田チェアマンが解説。毎年、同時期に行われ、新シーズンに向けた発破とともに、シーズン中にどのようなことをリーグとして目指すかや重視する点について話がされるという。今回は島田チェアマンから、パリ2024オリンピックに向けた代表活動に関わった選手たちへの労いや、Bリーグの未来ビジョン、日本バスケの注目度が上がるなかでの選手たちの振る舞いの重要性などが伝えられた。
「2026年のB.革新において、色々選手たちも思うことはあるかもしれないけれど、NBAに次ぐ世界第2位のリーグになるというのは、みんなの経済的なハッピーも考えてるし、ビジネスのスケールアップすることも考えている。ビジネスのためにビジネスしているわけじゃなくて、選手たちファーストで、選手たちの環境改善、未来の子供達にとっても良い状況を作るためにやっていることなので、そこはやっぱりお金もかかる。最終的にはみんなの将来的なことを考えて今改革を進めているから理解してほしい。“感動立国”というワクワクするような未来を作るために、みんなも一緒に頑張ろうと、今回はかなり熱めにメッセージを伝えたつもりです」
また、徳島ガンバロウズと福島ファイヤーボンズのイベント登壇のための出張についても話が及んだ。徳島では台風の影響で大変な状況の中、クラブ主催の二部制イベントに参加。一部では徳島県知事や徳島市長・地元メディア・銀行などの重要なステークホルダーとの面会、二部では選手とともに700人もの熱心なファンの前でトークセッションを行った。島田チェアマンは「できたてホヤホヤのクラブが、地元をいい形で巻き込んでいる」とクラブの成長を高く評価した。
福島では、地元自治体やクラブスポンサー、ファンに向けたトークセッションに参加。「(株式会社識学がクラブオーナーになってからの4年で)1〜2億ぐらいしかなかった売り上げが、今もう8億ぐらいまできているんです。本当に経営改善されて、結果を出されて、入場者数も増えて、勝ち残っていくためにはどうしたらいいのかを考え、手繰り寄せようと頑張っていらっしゃる」と、クラブの急成長を賞賛。さらに、改修されるホームアリーナのすぐ横に選手たちの練習用体育館が設置されるとあって、地域との密接な関係構築が促進されていることを強調した。
最後に、島田チェアマンは来たるシーズンについて「毎年言っているんですけど、どこが優勝するか分からないリーグになりかけている」と、期待を募らせた。さらに、クラブの経営基盤の安定や、選手・スタッフのレベルアップにも言及し、「外国籍選手のレベルも毎年上がっていますけど、今年はまた過去一だと思うんです。今年は多分これまでを塗り替えるぐらいのレベルなので。日本人選手も成長しているし」と、リーグ全体の質の向上も踏まえて、例年以上に熱いシーズンになることを示唆した。
今回のエピソードでは、中京テレビ開局55周年記念として開催されたバスケットボール愛知No.1決定戦「AICHI CENTRAL CUP 2024」についても語られた。
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