2017.12.20

【NBA】右足首負傷で欠場中のカリー、キャブスとのクリスマスゲームも欠場か?

カリーが5試合以上欠場するのは11-12シーズン以来初となる[写真]=Getty Images
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 12月5日(現地時間4日)のニューオリンズ・ペリカンズ戦終盤に右足首をねんざし、欠場が続いているステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)。これまでは復帰に向けて前進していると、複数の現地メディアが報じていた。

 しかし、12月20日(同19日)、現地メディア『ESPN』のクリス・ヘインズ記者によると、カリーはあと1週間、患部の再確認をするべく欠場することになるという。これにより、26日(同25日)に行われるクリスマスゲームであるクリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナルの再戦に欠場することが濃厚となった。

 今季のカリーは現在5試合連続で戦線離脱しており、現時点で計7試合に欠場している。カリーが5試合以上欠場したシーズンは、2011-12シーズン以来初となる。とはいえ、ウォリアーズは現在9連勝中で、カリー離脱後も5連勝を記録している。

 シーズン平均でリーグトップの116.8得点を記録するウォリアーズのオフェンスは、カリー離脱後の5試合で平均108.4得点と若干ダウンしている。それでも、5戦負けなしと結果を残している点はさすがと言えるだろう。

 その筆頭は、やはりケビン・デュラントだ。「彼のようなスーパースターがチームにいることは、とてもすばらしいこと。彼はスキルと自信、それに謙虚さも持ち合わせている」とウォリアーズのスティーブ・カーHCも絶賛していると、現地メディア『San Francisco Chronicle』が報じている。

 そのデュラントは「リーダーと言われても、俺にはその意味が分からないね。これはチームゲームなんだ。俺たちは皆で試合に臨み、(カリー不在でも)どうやって勝てるか、皆で取り組んでいるんだ」と、あくまでチームとして戦っていることを強調した。

 ウォリアーズにとって、カリー不在は戦力ダウンに変わりはない。それでも、シーズン後半、そしてプレーオフを考えれば、デュラントに限らず、若手選手たちに出場機会を与えることで、チームの選手層がさらに厚くなるチャンスと言っても過言ではない。ウォリアーズの今後の戦いにも注目したい。

ここ5試合で平均34.2得点7.4アシストを記録し、ウォリアーズをけん引するデュラント[写真]=Getty Images

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