2018.02.20

【NBAオールスター】30チームで唯一、すべてのイベントで参加者ゼロだったオーランド・マジック

ゴードン負傷により、イベント参加者ゼロとなってしまったマジック[写真]=Getty Images
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ゴードン負傷により、参加者ゼロという憂き目に

 2月19日(現地時間18日)の「NBAオールスターゲーム2018」が終わり、オールスターのイベントに参加した選手たちは終盤戦に向けてオールスターブレイクに入った。

 今年のオールスターでは、17日(同16日)にNBAキャリア1、2年目の選手たちがアメリカ出身と外国籍出身のチームに分かれて競う「ライジングスターズ」、18日(同17日)にはオールスターサタデーナイトの「スキルズチャレンジ」「3ポイントコンテスト」「スラムダンクコンテスト」、そして19日(同18日)に「オールスターゲーム2018」が行われ、多くの選手たちがロサンゼルスに登場。

 ところが、今年のオールスターウィークエンドで行われたイベントで、1人も参加しなかったチームがあった。それがオーランド・マジックだ。

 当初、アーロン・ゴードンがスラムダンクコンテストに出場予定だったが、ケガのため辞退したことで、マジックからは誰一人、イベントが行われるコートに立つことはなかった。

スラムダンクコンテストには姿を現したゴードン(左から3番目)だったが、参加することはなかった[写真]=Getty Images

 マジックはオールスターブレイクの時点でイースト14位の18勝39敗。オールスターゲーム本戦は成績上位のチームから選ばれていることから、本戦への出場は厳しかった。

ホークスからプリンスが代替選出されたためマジックのみとなる

 ただし、ライジングスターズやサタデーナイトのイベントはチーム成績に関係なく、バラエティに富んだ参加者がいた。特にスキルズチャレンジでは、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)やアル・ホーフォード(ボストン・セルティックス)といったビッグマンが参加していたからだ。

 それでも、シュート力に自信を持つエバン・フォーニエは3ポイントコンテストに参加することはなく、昨年のドラフト1巡目全体6位指名されたジョナサン・アイザックがライジングスターズのロースターに入ることはなかった。

 ちなみに、イースト最下位のアトランタ・ホークス(18勝41敗)は、ライジングスターズに出場予定だったマルコム・ブログドン(ミルウォーキー・バックス)が負傷したことにより、キャリア2年目のトーリアン・プリンスが代替選出となり、オールスターのイベントへ参加することとなった。

 今季のマジックは、5試合目を終えて4勝1敗、12試合を終えた時点では8勝4敗と勝率5割以上を残していたが、そこから9連敗を喫してしまい、黒星先行となっている。

 2月23日(同22日)から始まる後半戦。特にゴードンにはコンテストに出場できなかった分、思いっきり暴れまわってほしいものである。