2018.07.12
6月13日(現地時間12日)、ゴールデンステート・ウォリアーズが、カリフォルニア州オークランドにて、優勝パレードを行った。
Steph put down Larry and made a run for it 😂 pic.twitter.com/eVB9Rv0nmt
— Warriors on NBCS (@NBCSWarriors) June 12, 2018
直近4シーズンのうち3度目の優勝を飾ったウォリアーズの選手たちが、パレードに集まった大勢のファンの前に姿を現し、ファンと共に優勝を祝福。
この日のステフィン・カリーは、“RUN TMC”のキャップをかぶって登場。これは1990年代序盤、ドン・ネルソンHCの下でラン&ガンを展開したティム・ハーダウェイ、ミッチ・リッチモンド、クリス・マリン(いずれも元ウォリアーズほか)の頭文字を取ったもの。1980年代から人気を博したヒップホップ・グループ“RUN-D.M.C.”から連想して名付けられた。
90年代のウォリアーズは、爆発的な得点力を駆使して50勝以上を挙げたシーズンこそあったものの、プレーオフでは2012年までカンファレンス・セミファイナル止まり。優勝を狙える戦力ではなかった。
それが13年以降、ウォリアーズは毎年プレーオフに進出し、4年連続でウエスタン・カンファレンスを制してNBAファイナルへ進出しており、4年間で3度目のチャンピオンシップを勝ち取っている。
今回の優勝パレード前に行われたショートインタビューで、カリーはこんな言葉を残している。
「僕らがパレードをすることができるだなんて、本当に想像していなかった。しかもそれが2度、3度もできるなんてね。でも僕らはどん欲になって、もっと多くの優勝を勝ち取るつもりさ」。
今は優勝という最高の栄誉を十分かみしめてもらい、約8か月にもおよんだシーズンの疲労を回復させ、新たなシーズンに向けて休息してほしいものである。
来季カリー率いるウォリアーズが狙うのは、00年から02年にかけてロサンゼルス・レイカーズが達成して以降、どのチームも成し遂げていない“3連覇”となる。今後ロースターが多少変動するかもしれないが、ターゲットが変わることはない。今季の覇者ウォリアーズがオフシーズンに見せる動きにも注目だ。
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