2018.07.21

レイカーズが元ドラフト2位のインスタント・スコアラー、マイケル・ビーズリーを獲得

キャリア7チーム目にレイカーズを選択したビーズリー[写真]=Getty Images
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昨季は36分換算で21.3得点を挙げた左利きのスコアリングマシン

 7月21日(現地時間20日)、リーグの情報筋が『ESPN』に伝えたところによると、ロサンゼルス・レイカーズとマイケル・ビーズリーが、契約合意に至ったという。

 同メディアによれば、ビーズリーは1年350万ドルでレイカーズ入りすることとなる。

 206センチ106キロでレフティのビーズリーは、2008年ドラフト1巡目全体2位でマイアミ・ヒートに指名されてNBA入りした両フォワードをこなすスコアラー。素行不良とジャッジされ、これまでのキャリア10シーズンで6チームを渡り歩き、中国リーグでプレーしたこともあった。

 それでも、ビーズリーはスコアリングに絶対の自信を持ち続けてきた。ミネソタ・ティンバーウルブズでプレーした2010-11シーズンには、自己最高となる平均19.2得点をマーク。ここ3シーズンはヒューストン・ロケッツ、ミルウォーキー・バックス、ニューヨーク・ニックスでプレーし、いずれもフィールドゴール成功率50.0パーセント以上をたたき出すなど効率良く得点を挙げている。

 ビーズリーは昨季、ニックスで74試合(うち先発は30試合)に出場し、平均22.3分13.2得点5.6リバウンド1.7アシスト、フィールドゴール成功率50.7パーセントを記録。36分換算では21.3得点をマークしていることから、レイカーズではベンチからインスタント・スコアラーとして活躍することが期待できる。

 ちなみに、今夏レイカーズ入りしたレブロン・ジェームズとは、ヒートで1シーズンを共にプレーしている。ビーズリーはキャリア2年目を終えた10年夏にヒートからウルブズへトレードされ、入れ替わるようにしてレブロンがヒート入りしたのだが、13-14シーズンにビーズリーがヒートに帰還し、チームメートとしてプレーした。

 ベンチスタートのスコアラーとしてビーズリーを安価で獲得したレイカーズ。長いシーズンを戦い抜くうえで、レイカーズにとってこの29歳のベテランは、貴重な戦力となることだろう。

昨季は4試合で30得点以上を挙げるなど爆発力も魅力のビーズリー[写真]=Getty Images

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