2018.08.25

来夏レイカーズが狙う“2人目”の大物FAはウルブズのジミー・バトラーか?

来夏、制限なしFAになることが確実視されているバトラー[写真]=Getty Images
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来夏もオールスター級の選手を獲得できるキャップスペースを残すレイカーズ

 今夏、キャップスペースに余裕を作り、満を持してフリーエージェント(FA)市場に乗り出したロサンゼルス・レイカーズ。

 そこで最大のターゲットであるレブロン・ジェームズを獲得し、着々と戦力増強を図っている。レイカーズはラジョン・ロンド、ランス・スティーブンソン、ジャベール・マギー、マイケル・ビーズリーもロースターに加え、今季は2013年を最後に遠ざかっていたプレーオフ進出を目指すこととなる。

レブロンを口説き落としたマジック。来夏のターゲットとはすでにコンタクトを取っているのかもしれない[写真]=Getty Images

 もっとも、レブロンを除く4選手の契約は今季限り。今夏再契約したケンテイビアス・コールドウェル・ポープとの契約も1年のため、来夏にはオールスター級の大物FA選手を獲得できるキャップスペースを持っている。

 レイカーズのバスケットボール運営部門代表を務めるアービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)はチームのFA獲得プランは今夏で終わるのではなく、来夏までの2年間と口にしていたこともあり、来夏に大物FAの獲得を狙うことが濃厚だ。

 では、来夏にFAになる大物選手は誰なのか。

来夏のFA候補デュラント(左)とカイリー(右)。基本は残留路線ではあるものの、移籍を選択する可能性もゼロではない[写真]=Getty Images

 制限なしFAで見ていくと、クレイ・トンプソンデマーカス・カズンズ(共にゴールデンステート・ウォリアーズ)、ケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ)がその筆頭として挙げられる。

 さらにプレーヤーオプションを破棄することとなれば、数多くの大物選手がリストに入ってくる。ケビン・デュラント(ウォリアーズ)、カワイ・レナード(トロント・ラプターズ)、カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)、ジミー・バトラー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)がおり、制限付きFAではカール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ)やクリスタプス・ポルジンギス(ニューヨーク・ニックス)といった若きオールスタービッグマンがいる。

攻防兼備のバトラーは来夏FAになることがほぼ確実視されるオールスター選手

 そんな中、現地メディア『BLEACHER REPORT』は、8月25日(現地時間24日)に掲載された記事で、レイカーズがターゲットとする選手としてバトラーの名前を挙げた。

今夏の補強でレイカーズが重視した“タフなディフェンス”は、バトラーの真骨頂でもある[写真]=Getty Images

 今夏、ウルブズからの高額延長契約を拒否したバトラーは、来夏にプレーヤーオプションを破棄して制限なしFAになることがほぼ確実。同メディアは、バトラーと親しい関係者が来夏にレイカーズ入りするアイデアがあると語っていたという。

 昨季まで4年連続でオールスターに選出されているバトラーは、昨季までのキャリア7シーズンでオールNBAチームに2度、オールディフェンシブチームには4度選ばれており、15年には最優秀躍進選手賞(MIP)に輝いた実績を持つ攻防兼備の選手。

 バトラーには仲の良い友人であるカイリーと共に来夏ニックスへ移籍するというウワサもあるが、レイカーズ入りするという選択肢も興味深い。まだ1年あるものの、バトラーの動向にも注目していきたい。

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