2018.11.12

7フッターのブルック・ロペスが3P8本成功! バックスがホーム6連勝中のナゲッツを下す

自己最多となる8本の3ポイントを決めたロペス[写真]=Getty Images
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第3Qだけで6本の長距離砲を沈めたロペスがゲームハイの28得点!

 11月12日(現地時間11日)、ミルウォーキー・バックスがアウェーのペプシ・センターでデンバー・ナゲッツと対戦した。

 ここまでホーム6戦無敗のナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが3ポイントとジャンパーを決めて5-0とさい先よくスタートすると、バックスも応戦。

 ブルック・ロペスのレイアップとマルコム・ブログドンの3ポイントで同点に追いつくと、両チームは4点差以内のシーソーゲームを展開。するとバックスがリードし、ナゲッツが追いかけるケースになる中、トレイ・ライルズとモンテ・モリスのショットでナゲッツが抜け出し、35-33と2点リードで第1クォーターを終える。

ミルサップは5本の3ポイントを決めるなど今季初の20得点超え[写真]=Getty Images

 だが第2クォーター中盤からトニー・スネル、ロペスの3ポイントが飛び出し、徐々にバックスがリズムをつかむ。同クォーター残り0.1秒でブログドンが3ポイントをねじ込み、63-59とバックス4点リードで試合を折り返す。

 第3クォーター。ナゲッツは何度かバックスからリードを奪うものの、中盤以降はリードを許してしまう。バックスはロペスがこのクォーターだけで6本の長距離砲を沈める活躍で、36-29とナゲッツを上回り、99-88で最終クォーターへ。

 すると第4クォーター序盤にナゲッツのベンチ陣が奮起。ライルズとマリーク・ビーズリーが活躍し、残り9分16秒にライルズのダンクで同点(101-101)とする。

 バックスはヤニス・アデトクンボのプルアップジャンパーで2点リードするも、ナゲッツはジャマール・マレーの4連続得点ですぐさま逆転。残り3分24秒にマレーのジャンパーでナゲッツが112-110とリードを奪う。

 しかし、バックスはそこからアデトクンボ、ブログドン、クリス・ミドルトンで7-0のランを見せて勝負あり。最終スコア121-114でナゲッツを下し、バックスは今季成績を10勝3敗とした。

アデトクンボ(左)を軸に、バックスはロペス(右)らチーム全体でナゲッツを封じ込んだ[写真]=Getty Images

7フッターとして歴代最多タイの3ポイントを沈めたロペス

 この日の勝利を喜んだアデトクンボは、試合後に『AP』へこう語った。

 「僕らは良いチームになりたいんじゃない。優秀なチームになりたいんだ。終盤にリードを許しても逆転勝利できるような、すばらしいチームにね。自分たちのゲームプランにそってプレーし、戦い続けなきゃいけない。そしてショットを決め切るんだ。今夜の僕らはまさにそれだったね」。

 バックスではロペスが8本の3ポイントを決めるなどゲームハイの28得点に4リバウンド2ブロック、アデトクンボが22得点9リバウンド8アシスト2スティール、ミドルトンが21得点、ブログドンが20得点6リバウンド5アシスト2スティール、エリック・ブレッドソーが12得点8リバウンド3スティールを記録。

 キャリア最多となる8本の3ポイントを決めたロペスは「面白い経験になった。僕はこのチームのことをすっごく誇りに思ってる。特に延長で負けた(ロサンゼルス・)クリッパーズ戦以降はね。僕らは第4クォーター序盤にリードを許してしまったけど、ディフェンスをしっかりと遂行できた。勝利できたのは、僕らが自分たちにできることを見せることができたからさ」。

 ロペスはこの日、7フッター(213センチ以上)の選手としてNBA史上トップタイとなる8本の3ポイントを決めた。ロペスは今年1月のニューヨーク・ニックス戦で達成したラウリー・マルッカネン(シカゴ・ブルズ)、2004年のダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)に次ぐ、3人目となった。

 一昨季、ブルックリン・ネッツ在籍時に3ポイントをレパートリーに加えたロペスは、バックス移籍を機に質・量ともに向上。「マイク・ブーデンホルザーHCをはじめとするコーチングスタッフが、自信を与えてくれる。だからシュートしたら入るような気がするんだ。『もしオープンだったらシュートすべきだ』ってね」と今季好調の要因について口にした。

 この敗戦で3連敗となったナゲッツでは、ポール・ミルサップが25得点8リバウンド6アシスト2ブロック、ヨキッチが20得点6リバウンド6アシスト、ライルズが16得点5リバウンド、ギャリー・ハリスが15得点3スティール、マレーが14得点を記録している。

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