2019.03.26

48得点を奪いセルティックスを下したオルドリッジ「自分のリズムを取り戻したかった」

スパーズの大黒柱として活躍するオルドリッジ[写真]=Getty Images
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わずか10得点に終わったロケッツ戦から復調。第1Qだけで19得点をマーク

 3月23日(現地時間22日)に行われたヒューストン・ロケッツ戦。サンアントニオ・スパーズの大黒柱ラマーカス・オルドリッジはフィールドゴール13投中成功わずか5本の10得点に終わり、チームも105-111で敗れた。

 22年連続のプレーオフ進出を目指すスパーズは、ロケッツに敗れたことでウエスタン・カンファレンス8位に転落。9位のサクラメント・キングスとは6.5ゲーム離れているとはいえ、1つでも上のシードでレギュラーシーズンを終えたいスパーズにとって、25日(同24日)のボストン・セルティックス戦は何としてでも勝利しておきたい試合だった。

オルドリッジは序盤から柔らかいタッチでミドルショットを次々と沈めていった[写真]=Getty Images

 迎えたセルティックス戦。オルドリッジは第1クォーターからジャンパーやフックショットで高確率に点を重ね、最初の12分間で19得点を奪取。7点リードで迎えた後半にも23得点をたたき出し、終わってみれば今季2番目のハイスコアとなる48得点をマーク。

「前回の試合、僕は自分のプレーができなかった。彼ら(ロケッツ)が試合をとおして僕をダブルチームしてきたからね。だからこの試合で、僕は自分のプレーをしようとトライした。リズムを取り戻したかったんだ。今夜、相手は僕が大好きな1対1のプレーをさせてくれたよ」とオルドリッジは『AP』へ明かした。

 ゲームハイの48得点を奪ったオルドリッジは、フィールドゴール31投中20本(うち3ポイント1本成功)、フリースロー8投中7本をリムに沈めてみせた。さらにオルドリッジは13リバウンド6アシストも記録し、115-96とスパーズ快勝の立て役者に。

 現在スパーズは、6位タイのユタ・ジャズとオクラホマシティ・サンダーを0.5ゲーム差で追っている。「僕らにはこの勝利が必要だった。プレーオフが近づいているからね。今はプレーオフのような激しさを持って、(チームとして)密接なプレーをしなきゃいけない。だからこそ、今夜の勝利が必要だったんだ」とオルドリッジは勝利を喜んだ。

 スパーズのレギュラーシーズンは残り8試合。カンファレンス上位の成績を残すチームとの対決は1試合(デンバー・ナゲッツ)のみだが、プレーオフ出場争いをしているチームとの対戦が複数組まれているため、今後も気が抜けない戦いとなるだろう。

リバウンドでもゲームハイの13本をもぎ取り、ゲームを支配したオルドリッジ[写真]=Getty Images

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