2019.09.21
3月23日(現地時間22日)に行われたヒューストン・ロケッツ戦。サンアントニオ・スパーズの大黒柱ラマーカス・オルドリッジはフィールドゴール13投中成功わずか5本の10得点に終わり、チームも105-111で敗れた。
22年連続のプレーオフ進出を目指すスパーズは、ロケッツに敗れたことでウエスタン・カンファレンス8位に転落。9位のサクラメント・キングスとは6.5ゲーム離れているとはいえ、1つでも上のシードでレギュラーシーズンを終えたいスパーズにとって、25日(同24日)のボストン・セルティックス戦は何としてでも勝利しておきたい試合だった。
迎えたセルティックス戦。オルドリッジは第1クォーターからジャンパーやフックショットで高確率に点を重ね、最初の12分間で19得点を奪取。7点リードで迎えた後半にも23得点をたたき出し、終わってみれば今季2番目のハイスコアとなる48得点をマーク。
「前回の試合、僕は自分のプレーができなかった。彼ら(ロケッツ)が試合をとおして僕をダブルチームしてきたからね。だからこの試合で、僕は自分のプレーをしようとトライした。リズムを取り戻したかったんだ。今夜、相手は僕が大好きな1対1のプレーをさせてくれたよ」とオルドリッジは『AP』へ明かした。
ゲームハイの48得点を奪ったオルドリッジは、フィールドゴール31投中20本(うち3ポイント1本成功)、フリースロー8投中7本をリムに沈めてみせた。さらにオルドリッジは13リバウンド6アシストも記録し、115-96とスパーズ快勝の立て役者に。
現在スパーズは、6位タイのユタ・ジャズとオクラホマシティ・サンダーを0.5ゲーム差で追っている。「僕らにはこの勝利が必要だった。プレーオフが近づいているからね。今はプレーオフのような激しさを持って、(チームとして)密接なプレーをしなきゃいけない。だからこそ、今夜の勝利が必要だったんだ」とオルドリッジは勝利を喜んだ。
スパーズのレギュラーシーズンは残り8試合。カンファレンス上位の成績を残すチームとの対決は1試合(デンバー・ナゲッツ)のみだが、プレーオフ出場争いをしているチームとの対戦が複数組まれているため、今後も気が抜けない戦いとなるだろう。
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