2019.04.01

新天地シクサーズで活躍を続けるジミー・バトラー「俺は今、最高の場所にいる」

シクサーズで重要な役割をこなすバトラー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

チーム3位の平均18.5得点を記録するバトラー、勝負どころでも真価を発揮

 3月31日(現地時間30日)終了時点で、49勝27敗のフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、イースタン・カンファレンス3位。すでに2年連続のプレーオフ出場を決めている。

 昨季はジョエル・エンビードベン・シモンズを軸に、カンファレンス・セミファイナルへ進出し、ボストン・セルティックス相手に1勝4敗で敗れていた。

今季途中にシクサーズへ加入したバトラー(左)とハリス(右)[写真]=Getty Images

 今季のシクサーズにはオールスター選出4度を誇るジミー・バトラー、平均20得点を計算できるトバイアス・ハリスというスコアラーがおり、エンビードとシモンズと共に“ビッグ4”を形成。ここ10戦で8勝と、好調を維持している。

 そんな中、4月1日(同3月31日)に現地メディア『The Athletic』へ掲載された記事の中で、バトラーが現状について自信満々に語っていたので紹介したい。

「俺はすでに準備できているよ。すごくいい感じなんだ。俺は今、最高の場所にいる。俺たちはいい流れとリズムと共に、プレーオフへ臨むことになる。俺は何が起ころうと戦うためにここにいる。フィリーはこのために俺を獲得したのさ」とバトラー。

 シクサーズ加入後、バトラーはここまで53試合に出場。平均33.5分18.5得点5.3リバウンド4.1アシスト1.8スティールをマーク。数多くのクラッチショットを沈めており、第4クォーターではボールハンドラーを務めるなど重要な役割を担っている。

 エンビード、バトラー、ハリスはいずれも20得点を軽々とたたき出すことができ、ベテランのJJ・レディックという安定感抜群のシューター、208センチという超大型ポイントガードのシモンズもおり、シクサーズが誇るスターターのタレントレベルはイーストで群を抜いていると言っていい。

 シーズン中に大型トレードを2度も断行し、今季に勝負を懸けるシクサーズ。約2週間後に迫るプレーオフで、このチームはどこまで勝ち進むことができるのか。シクサーズの選手たちだけでなく、ファンも大いに期待していることだろう。

バトラーにはプレーオフでも重要なショットを決めることが期待されている[写真]=Getty Images

ジミー・バトラーの関連記事