2019.04.13

レイカーズがルーク・ウォルトンHCを解任、後任候補はキャブスの前HCタロン・ルーか

レイカーズ退団となったウォルトンHC[写真]=Getty Images
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残り2年で解雇されたウォルトン前HC「機会を与えてくれたことに感謝したい」

 4月10日(現地時間9日)にアービン“マジック”ジョンソン(元バスケットボール運営部門代表)が突如辞任を発表したロサンゼルス・レイカーズ。その衝撃から3日後、レイカーズはルーク・ウォルトンHCを解任することとなった。

 2016-17シーズンから5年契約でレイカーズの指揮官に就任したウォルトンHCは、今季までの3シーズンで246試合を指揮し、98勝148敗(勝率39.8パーセント)を残すも、契約期間を2年残してレイカーズと離別。

 ロブ・ペリンカGMはリリースの中で「我々はこの3年間、ルークが献身的に務めてくれたことに感謝したいです。そして彼と家族が前に進むことができるよう、祈っています」とコメントしている。

 現役時代に約8シーズンをレイカーズでプレーしたウォルトンは、「私はジーニー・バスとその家族へ、レイカーズでコーチする機会を与えていただいたことに感謝したいです。この組織は私と家族にとって、今後もずっと特別なものになるでしょう」という言葉を残した。

 現地メディア『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、レイカーズはウォルトンHCの後任としてタロン・ルーをターゲットにしているという。今季序盤までクリーブランド・キャバリアーズの指揮官を務めたルーは、レブロン・ジェームズと共に2016年にチャンピオンシップを獲得した実績がある。

 また、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでアシスタントコーチを務めるモンティ・ウィリアムズも後任の候補に挙がっているという。

 レギュラーシーズン最終盤から大揺れのレイカーズ。今後の動向からも目が離せない。

マジック(左)、ウォルトン(中央)が退団。ペリンカGM(右)のみがレイカーズに残った[写真]=Getty Images