2019.09.09

引退したウェイド、元チームメートのレブロンとワークアウトへ「肉体管理を続けていく」

長年ライバルとして、相棒として親しい関係であるレブロン(左)とウェイド(右)[写真]=Getty Images
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未だ変わらないウェイドのバスケットボールへの情熱

 2018-19シーズン、16年にも及ぶNBAキャリアに終止符を打ったドウェイン・ウェイド。マイアミ・ヒート、シカゴ・ブルズ、クリーブランド・キャバリアーズを渡り歩き、主に自身の全盛期をヒートでプレーした。2005-06シーズンは同球団の初優勝を経験してファイナルMVPを受賞。2010-11シーズンからの4シーズンは親友レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と合流し、その間に2連覇を達成するなど、輝かしい実績を誇る。

 プロとしてのキャリアを終え、現在は第2の人生を満喫しているであろうウェイド。しかし現地メディアの『ESPN』によると、レイカーズのホームコートであるステイプルズ・センターにて、レブロンとワークアウトをする予定だという。

「試合が始まる前に、レブロンとワークアウトをする予定だ。そこ(ステイプルズ・センター)にいることで、何か自分はできる身として時間を過ごしたいと思う」とコメントしたウェイド。また、「僕はもう引退した身だけれど、何かが起きた時のために、トレーナーは僕の肉体がシェイプできている状態にしてくれる。肉体管理は続けていくよ。この先何があるかわからないからね。もう“これで終わり”だなんてことは言わない」と言葉を続けた。

 37歳のウェイドは、今夏はベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)や、ジョシュ・ハート(ニューオーリンズ・ペリカンズ)らとすでにワークアウトを行い、現役時代からの精神性を現在も持ち続けているように思える。今回の彼の言葉とレブロンとのワークアウトは、ウェイドの未だ秘め続けるバスケットボールへの“情熱”を垣間見せたことだろう。

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