2019.05.17
3月29日(現地時間28日)、マイアミ・ヒートのホーム、アメリカン・エアラインズ・アリーナで、ヒート対ダラス・マーベリックスの一戦が行われた。
この試合はゴラン・ドラギッチ(ヒート)とルカ・ドンチッチ(マブス)というスロベニア代表同士のマッチアップが注目されたが、今季限りでNBAから引退することを表明しているドウェイン・ウェイド(ヒート)、今季終了後の去就が注目されるダーク・ノビツキー(マブス)というレジェンドによるラストゲームでもあった。
今季を含めた16シーズンにおいて、両者はレギュラーシーズンとプレーオフで計34回対戦してきた。ウェイドはガード、ノビツキーはフォワード兼センターということもあり、直接マッチアップすることはなかったものの、それぞれのチームをけん引するスーパースターとしてNBAファイナルでも2度激突。
『ESPN Stats & Info』によると、これまでの戦績は両者譲らず17勝17敗。レギュラーシーズン(11勝11敗)、ファイナル(6勝6敗)も五分五分で、ウェイドは2006年、ノビツキーは11年にファイナルを制し、それぞれファイナルMVPに輝いていた。
そんな中で迎えたラストゲームはドラギッチのトリプルダブル(23得点12リバウンド11アシスト)の活躍もあり、ヒートが105-99で勝利。ベンチスタートのウェイドは11得点2リバウンド2アシスト4スティール、先発出場したノビツキーは3本の3ポイント成功を含む13得点に3リバウンド1アシストをマーク。
得点面ではノビツキーに軍配が上がったものの、ゲームを締めくくったのはウェイドだった。ヒート2点リードで迎えた第4クォーター残り20.0秒、ドンチッチのファウルで得たフリースロー2本をウェイドが着実に決める。
そして次のポゼッションでウェイドが値千金のスティールを奪い、緩急をつけたドライブから残り7.0秒に鮮やかなレイアップを放り込み、ヒートの勝利を決定づけた。
ノビツキーとの通算戦績を18勝17敗とし、勝ち越しに成功したウェイドは「今夜はこれまでで一番ダークをガードしたよ。楽しかったね」と『AP』へコメント。この勝利でヒートはイースタン・カンファレンス8位に浮上し、プレーオフ出場圏内に返り咲いた。
一方のノビツキーはウェイドについて「彼はまだ2、3年はプレーできるように見えるね。今でもゲームを支配することができるし、ボールをキープしながらいい判断ができている。それにアスレティック能力も十分だから。僕からすれば、彼のコンディションはすばらしいと思う」と言及。
ノビツキーにとって、マイアミでプレーしたのは27試合目で、通算13勝14敗となった。最も印象的な勝利は、やはり11年ファイナルでマブスがフランチャイズ史上初優勝を決めた第6戦だろう。
だがそれと同時に、06年のファイナルでは2連勝から4連敗を喫して優勝を逃した苦い思い出もある。ノビツキーは06年のファイナルについて「これまでのキャリアで最悪な失敗」と振り返ったほど、悔しい思いもしてきた。
そのため、マイアミのホームでプレーすることについて「ちょっといろんな感情が入り混じってる」と口にしていた。それでも、11年の優勝はやはり格別だったようで「勝利したいい思い出さ」と、自身のマイアミにおける思い出を語っていた。
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