2019.10.28
2008年のドラフト全体1位でシカゴ・ブルズから指名されたデリック・ローズ(現デトロイト・ピストンズ)は、ルーキーシーズン(08-09)から先発ポイントガードに定着し、驚異的な身体能力を武器に得点とアシストを量産していった。
190センチ90キロのローズは持ち前のボールハンドリングと切れ味抜群のディレクションチェンジやクロスオーバーで相手ディフェンダーを抜き去り、リング下でレイアップやフローター、時には豪快なダンクをたたき込み、リーグを席巻。
ローズは81試合(うち先発は80試合)に出場し、平均37.0分16.8得点3.9リバウンド6.3アシストをマークして新人王を獲得。チームもイースタン・カンファレンス7位の41勝41敗とまずまずの成績を挙げてプレーオフ進出を果たした。
怖いもの知らずのように積極果敢に相手ディフェンスを切り刻んだローズだったが、実はルーキーシーズンにNBA入りして初めて恐れを抱いた瞬間があったという。
9月7日(現地時間6日)に『The Dan Patrick Show』に出演したローズは「それがジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)だったんだ。プロになってから、初めてコート上で僕が初めて恐れを抱いた瞬間だったと思う」と振り返った。
今季からロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチ(AC)に就任したキッドは、昨年バスケットボール殿堂入りを果たした史上有数のポイントガード。当時ルーキーだったローズに対して、キッドはキャリア15シーズン目の35歳。193センチ92キロと、屈強な肉体を誇るキッドは、ローズの前にマブスの先発ポイントガードとして立ちふさがったのである。
「僕がキッドと対戦した時、彼は当時ダラスにいたんだ。彼は僕にとって尊敬していた選手の1人だったし、殿堂入りするほどの選手だったから」とローズは言う。
キッドと初めてマッチアップしてから約10年。ローズは相次ぐ膝のケガからはい上がり、昨季はミネソタ・ティンバーウルブズで平均18.0得点2.7リバウンド4.3アシストに3ポイント成功率37.0パーセントという自己最高の成績を残し、今夏ピストンズへと移籍。
オフェンスの起点になることができる選手としてドウェイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)から期待されているローズは、今季ピストンズで多くのプレータイムを得ることになるに違いない。
レイカーズにACとして加わったキッドが、今後ローズとコート上で直接マッチアップすることは決してない。それでも、レイカーズと対戦する際、ローズにとってキッドがいることは、レギュラーシーズンとはいえ大きなモチベーションとなるのではないだろうか。
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