2019.10.28

新天地ピストンズで平均25.3得点を記録するデリック・ローズ「僕のプレーはひどい」

グリフィン不在の中、ピストンズのトップスコアラーとして活躍するローズ[写真]=Getty Images
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キャリアベストの平均得点やFG%を残す反面、ターンオーバーは自己ワースト

 今夏フリーエージェント(FA)となってデトロイト・ピストンズへと移籍したデリック・ローズは、シックスマンとしてここまで3試合に出場し、上々の成績を残している。

 ローズは平均26.3分に出場し、25.3得点2.0リバウンド5.0アシスト1.0スティール。まだ3試合ではあるものの、平均得点はキャリア最高のペースで、フィールドゴール成功率(FG%)は圧巻の64.6パーセント。

 ブレイク・グリフィンがハムストリングを痛めて欠場を続けている中、ローズはアンドレ・ドラモンド(平均22.0得点15.7リバウンド2.3スティール2.3ブロック)を上回るチームトップのスコアラーとして活躍している。

 ところが、ローズ本人は現状のプレーについて違った見方をしていた。

「僕はひどいプレーをしていると思ってる。1試合平均で4、5本(実際は4.3本)のターンオーバーが(ダメだ)ね。僕は(周囲とは)違った見方をしている。特にポイントガードのポジションに戻ったことで、そう見ているんだ」と地元メディア『The Detroit News』へコメント。

 昨季までのキャリア10シーズンで、ローズが記録した最も多いターンオーバーは平均3.4本(2シーズンで記録)。責任感の強いローズは、驚異的な成功率でショットを沈めている反面、チームメートへの得点機会を十分に与えることができていないという思いがあるのだろう。

 グリフィンが戦列復帰すれば、スコアリングの役割は減少し、よりゲームメイクにフォーカスすることができるかもしれない。それでも、ローズはオフェンスの起点になることができるだけに、今後もドライブから得点を量産する機会は多くあるに違いない。

 ターンオーバーを減らしていくことができれば、今季の最優秀シックスマン賞の筆頭候補に名乗りを上げたとしても決しておかしくはないだろう。

3試合目となったシクサーズ戦で、ローズは6本のターンオーバーを記録していた[写真]=Getty Images

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