2019.10.30
通算3度の優勝を誇るデトロイト・ピストンズは昨季、ドウェイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)を指揮官に据えて、2016年以来初のプレーオフ出場を果たした。
このチームにはオールスターフォワードのブレイク・グリフィン、2シーズン連続のリバウンド王アンドレ・ドラモンドというビッグマン2人を中心に、司令塔レジー・ジャクソンや成長著しいルーク・ケナードがおり、今季は2年連続のプレーオフ出場を目指す。
そのピストンズは今夏、ミルウォーキー・バックスとのトレードでトニー・スネル、フリーエージェント(FA)でデリック・ローズ、マーキーフ・モリス、ティム・フレイジャーと契約し、戦力アップに成功。
特に注目したいのは、昨季ミネソタ・ティンバーウルブズで見事なパフォーマンスを見せたローズの加入だろう。昨季平均18.0得点2.7リバウンド4.3アシストを記録したローズは、3ポイント成功率(37.0パーセント)で自己最高を記録しており、ケイシーHCは8月に来日してクリニックを行った際に「オフェンスの起点になることができる選手」と評している。
今季の予想スターターはバックコートにジャクソンとケナード、フロントコートにはスネル、グリフィン、ドラモンドという布陣なのだが、ケイシーHCはジャクソンとローズの同時起用も考えているようだ。
9月17日(現地時間16日)に『Pistons.com』へ掲載された記事の中で、ケイシーHCは「ローズとレジーを一緒にプレーさせるというシナリオがある」と語っている。そして今季の選手起用について、ケイシーHCはこのような言葉を残していた。
「私は3人のガードを一緒にプレーさせることを気に入っている。ルークまたはデリック、レジーかデリック、レジーかラングストン・ギャロウェイあるいはブルース(・ブラウン)といったように、マッチアップ相手によって変わってくると思う。ほとんどのチームは今、スモールラインナップを起用している。我々はそれを起用できる組み合わせがたくさんあるから、いいことだと思っている」。
ジャクソンも昨季、3ポイント成功率(36.9パーセント)と成功数(平均2.1本)で自己最高の成績を残しており、ボールハンドラー兼スコアラーのジャクソンとローズを同時起用することはデメリットよりもメリットが多いように思える。
ケイシーHCは190センチ94キロのジャクソンについて「レジーのサイズとシュート力は我々にアドバンテージを与えてくれる。今年はいいオフシーズンを送っていたようだ。まるで若返ったかのようにフレッシュな状態で戻ってきてくれたからね」と高評価。
ピストンズは昨季、リーグ7位の平均107.3失点、100ポゼッションにおける平均失点(ディフェンシブ・レーティング)でもリーグ11位(109.2失点)と上々の成績を残していた。
その一方で、オフェンスでは平均107.0得点でリーグ25位、オフェンシブ・レーティングでもリーグ21位(109.0得点)と下位に沈んでいた。そのため、オフェンス力をアップすべく、ジャクソンとローズによる同時起用がシーズン中に多く見られるかもしれない。
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