2019.11.07

ウィザーズ指揮官、離脱中のウォールのシューティングを称賛「正しい心構えを持っている」

左足アキレス腱断裂から復帰を目指すウォール[写真]=Getty Images
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復帰へのプロセスを歩むウォール

 今シーズンのワシントン・ウィザーズは、日本人初のNBAドラフト1巡目指名、および開幕戦スターターに選ばれたという八村塁の存在により、日本人ファンからも注目を集めていることだろう。エースのブラッドリー・ビールを筆頭に、若手で活躍するトーマス・ブライアントやアイザック・ボンガ、かつての輝きを取り戻そうと奮起するアイザイア・トーマスなど、魅力的な選手たちがそろっている。

 また、ウィザーズ一筋のジョン・ウォールの存在も忘れてはならない。現在は左足アキレス腱断裂から復帰を目指しているウォールだが、チームのフランチャイズプレーヤーとして長年君臨し続けて、9シーズンでキャリア平均19.0得点4.3リバウンド9.2アシストを記録し、オールスターには5回選出されている。大ケガを負ってからは、学位を取得するために今年の夏は母校ケンタッキー大学へ戻るなど、勤勉な一面も見せる。

 現地メディアの『Larry Brown Sports』によると、ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は、練習をとおしてウォールの回復具合に関して以下のようにコメントした。

「彼は走り、ジャンプし、シューティングを行っている。見事にシュートを打っているよ。抱えているケガに関して言えば、いい兆候だと思う。ただやるべきことはシューティングをすること。状態はいいように見えるよ。成し遂げなきゃならないことはまだ多くある、しかし彼は正しい心構えを持っている。今までのようにいい状態でコートに戻ってきてくれると期待しているよ」

 ウォールの明確な復帰時期に関してはまだ発表されたわけではないが、コートへ戻るために練習を積み重ねていることがうかがえる。再びコートに立ち、持ち前のスピードを活かしたドライブやダンクシュートを披露することや、八村とのピック&ロールといった共演を期待したい。

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