2019.11.18

レイ・アレンが2016年に復帰を検討していた?「セルティックスがデュラントを獲得すれば可能性はあった」

サンダー時代のデュラント(左)とセルティックス時代のアレン(右) [写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

実現されなかったアレンの復帰

 引退した選手たちが年月を経て、当時の出来事や真実を公にすることはよくあることだ。それが歴史に名を残すであろうスター級の人物ならば、より話題を集める。かつてボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートで2つのチャンピオンシップに輝いたレイ・アレンも例外ではないようだ。

 現地のラジオ番組『Weel Sports Radio Network』に出演したアレンは、驚くべき真実を明かしたという。それは2016年のオフシーズン、もしセルティックスがフリーエージェントとして当時大きな注目を集めたケビン・デュラントを獲得していれば、同球団と契約してNBAに復帰していただろうという内容だ。一連の内容について、アレンは以下のようにコメントした。

「(ゼネラルマネージャーのダニー)エインジとは話し合っていて、これが僕にとって最後の努力になると伝えていた。コートへ戻るかもしれなかった。これはケビン・デュラントがフリーエージェントになった時のこと。彼は候補としてボストンも考えていたんだ。それで僕は、『もし君たちがケビンを獲得したら、もう一度戦う準備をする。そしてここボストンで何か素晴らしいことを成し遂げよう』と話したんだ」

 デュラントは最終的にゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍したため、実現することはなかった。だが2013-14シーズンで最後にヒートでプレーしてから2016年に正式に引退発表するまで、あらゆる強豪球団との噂が駆け巡っていたのは事実。それだけに彼のシュート力と実力が超一流であることを、リーグ関係者含めて多くの人々が認知していたことの表れなのかもしれない。

ケビン・デュラントの関連記事