2019.11.29

セルティックス指揮官、復帰戦でシーズンハイの39得点を挙げたウォ―カーの活躍に脱帽

ネッツ戦でシーズンハイの39得点を叩き出したウォーカー [写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

復帰戦から39得点をマークしたウォーカー

 11月23日(現地時間22日)に行われたボストン・セルティックスとデンバー・ナゲッツの一戦にて、とあるアクシデントが起きた。第2クォーターにセルティックスのスター選手であるケンバ・ウォーカーが、ディフェンスの際にチームメートのシェミ・オジェレイの腹部に頭部から衝突。コートへ倒れこむと自力で立ち上がることができず、首を固定して担架で運ばれた。

 退場の仕方から、ウォーカーを心配するチーム関係者やファンも多かったことだろう。だが後に発表された診断結果では異常はなく、脳震とうもなかった。深刻なケガではなかったことが何より明るいニュースだったが、驚くべきことは、28日(同27日)のブルックリン・ネッツ戦に復帰し、チームを121-110と勝利に導きながら、シーズンハイの39得点を叩き出したことだろう。

 セルティックスのブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)はウォーカーの活躍に関して、「彼は重要なシュートを決め続けた。そのおかげで我々は今の状態のままでいられた」と、『ESPN』をとおして試合後にコメントした。また、「(セルティックスにとって)ベストケースなシナリオであり、今夜の彼は信じられなかった」と、パフォーマンスを絶賛。

「あの時は本当に恐ろしい瞬間だったよ」と、アクシデントを振り返ったウォーカー。「あの瞬間にいたことは極めて辛いことだったし、言うまでもなく皆にとっても恐ろしい出来事だったと思う」と続けたが、「本当に辛い出来事だった。でもありがたいことに僕は大丈夫だ」と締めくくった。

ケンバ・ウォーカーの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO