2020.01.09

ペイサーズのエース、ビクター・オラディポが今月末に約1年ぶりの戦列復帰へ

オラディポは約1年ぶりにNBAのコートへ復帰することとなる[写真]=Getty Images
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昨年1月下旬に右膝の四頭筋腱断裂のため戦線離脱後、長いリハビリを経て復帰

 1月9日(現地時間8日)。インディアナ・ペイサーズのエース、ビクター・オラディポが現地メディア『Stadium』のシャムズ・シャラニア記者とのインタビューに応じ、今月30日(同29日)のシカゴ・ブルズ戦で復帰するつもりだと明かした。

 一昨季にMIP(最優秀躍進選手賞)、昨季まで2年連続でオールスターに選出されているオラディポは、193センチ95キロのシューティングガード。

 ペイサーズのエースとして、一昨季は平均34.0分23.1得点5.2リバウンド4.3アシスト2.4スティールを記録。昨季も平均31.9分18.8得点5.6リバウンド5.2アシスト1.7スティールを残していたものの、昨年1月下旬に右膝の四頭筋腱断裂により戦線離脱。

 今季開幕前の時点でも、ネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)が複数の現地メディアの前で「私はビクターがどのくらいで戻ってくることになるのか予測していない。(戦列復帰まで)どのくらいの時間がかかるかも分からないんだ」と口にしていたが、ここにきてようやく復帰の目途が立ったようだ。

 エース不在の中、今季のペイサーズはドマンタス・サボニスや新加入のマルコム・ブログドンTJ・ウォーレンらの活躍で、8日(同7日)終了時点でイースタン・カンファレンス6位の23勝14敗と健闘。

 オラディポがラインナップに加わることで、大きな戦力アップが見込めるだけに、今後ペイサーズはイーストのダークホースになるかもしれない。

オラディポ不在の中、イースト6位と健闘していたペイサーズ[写真]=Getty Images

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