2020.03.04

体重をサバ読み? ザイオン・ウィリアムソンがNBA史上歴代3位の重量でプレーか

登録は約129キロだが、136キロはあるのではと言われているザイオン・ウィリアムソン [写真]=Getty Images

 ザイオン・ウィリアムソンニューオーリンズ・ペリカンズ)が、体重を詐称しているかもしれない。

 下馬評通り、怪物級の活躍を続けるNBAドラフト2019の1位指名。直近ではレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)との直接対決に注目が集まり、第1戦は“先輩”にシーズン最多得点で格の違いを見せつけられるも、第2戦はその日のレブロンを上回るキャリアハイの35得点をマークし、ポテンシャルの高さを証明した。2月末の試合後、レブロンからも「あのサイズで、あのスピードで動けるとは。とんでもない爆発力だ」と手放しで賞賛されたザイオンは、11試合連続20得点以上(本稿執筆時点)を記録してカーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)のNBAレコードを塗り替えた。これまでルーキー・オブ・ザ・イヤーはジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)が確実視されていた。しかし、ザイオンの圧倒的なパフォーマンスはその予想を軽々とひっくり返すほどのものである。

 そんなザイオンはしばしば“重量”が話題になるが、選手登録されている体重は約129キロ。だが、NBAに深く精通するスポーツライターのビル・シモンズによると、同選手は現在、登録数値を7キロ超過した約136キロのウエイトでプレーしているという。

 136キロとは、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズ他)の約147キロ、ヤオ・ミン(元ヒューストン・ロケッツ)の約141キロに次ぐNBAの歴代3位の重さ。しかし、シャックが身長約216センチ、ヤオ・ミンが身長約229センチなのに対して、ザイオンの身長は2メートルを下回る198センチ。2メートル超えの選手が当たり前のように存在するNBAの世界で、ザイオンの現在の体重は基準値とはとても言い難いものである。

ヤオ・ミン(左)やシャキール・オニールは重量はあっても身長も高かった [写真]=Getty Images


 ザイオンは大学時代のバッシュ破壊事件を受けて、NBA入団前から「減量すべき」との声が相次いでいた。その一方で、某スポーツトレーナーは体重そのものよりも動きの“質”に目を向けるべきと意見しており、現に規格外の跳躍力、柔軟性、パワー、スピードでコートを制圧している。現在、トレーナー陣もザイオンの適正体重ならびに筋肉のバランスについては試行錯誤しながらベストの状態を探っているものと思われる。いずれにせよ、NBAの歴史に名を刻む可能性を秘めた選手だけに、怪我でキャリアを棒に振るようなことにならないといいのだが……。

文=Meiji

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