2020.03.17

チーム練習が行えない中、レイカーズは選手たちにチームの練習施設か自宅での練習を指示

今季レイカーズで指揮を取るボーゲルHC [写真]=Getty Images
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限られた選択肢でコンディションを維持する選手たち

 今シーズンは開幕から快進撃を続け、7年ぶりにプレーオフ進出を決めたロサンゼルス・レイカーズ。チームのスーパースターであるレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスの活躍に加えて、スクリーナーやリバウンドの役割を担うドワイト・ハワード、ロックダウンディフェンスでハンドラーにプレッシャーを与えるエイブリー・ブラッドリーなど、ベテラン選手たちの献身的なプレーも光る。

 しかし、リーグは世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、レギュラーシーズンの30日間の中断を発表。またメンバーを集めてチーム練習を行うことは現在禁止されており、チームの練習施設での個人による練習は許可されている。

 こういった状況の中、レイカーズは選手たちへ、このシーズン中断期間における練習方法について通達したそうだ。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者によれば、球団は今回の新型コロナウイルスについて協議を行い、安全面を理由に、選手たちにはチームの練習施設か、自分たちの自宅のトレーニングルームのみで、個人練習を行うようにと伝えたという。

 こうしてチームでの取り組みが不可能となってしまったが、同メディアによれば、レブロンは息子であるブロニーとブライスを連れて、レイカーズの練習施設でバスケットをプレーしたそうだ。いつリーグが再開されるかは不確定である中、選手たちは限られた選択肢と環境の中で、試合に向けてのコンディションを維持し続けている。