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今シーズンは開幕からここまで好調を維持し、ウェスタン・カンファレンス首位のまま、チームとしては7年ぶりのプレーオフ進出を決めたロサンゼルス・レイカーズ。スーパースターであるレブロン・ジェームズを中心に、選手やコーチングスタッフたちも一致団結し、10年ぶりのチャンピオンシップに向けて歩みを進めていた。
そういった中でもレイカーズには弱点が存在し、現地メディアではウイングとハンドラーの補強に関して多く報道されていた。トレードデッドライン間近においては大きな取引は行われなかったが、その後デトロイト・ピストンズからバイアウトされていたウイングのマーキーフ・モリスと正式に契約。さらにメンフィス・グリズリーズから解雇されていたハンドラーのディオン・ウェイターズとも契約を交わし、ロースターのアップグレードに成功した。
その後ウェイターズはチームと合流はしたが、肉体のコンディショニングが必要だった。また練習に参加してチームのシステムを理解するなど、彼が実戦復帰するには時間が必要であるとフランク・ボーゲルヘッドコーチは述べていた。出場はできずとも、試合前にはスキルコーチも務めるフィル・ハンディアシスタントコーチとワークアウトを行い、精力的に練習に励んでいたウェイターズ。だがその後しばらくしてシーズンは中断となってしまう。
『Sports Illustrated』によれば、現在ウェイターズはマイアミの自宅へ戻り、息子とバスケットをプレーするなど、家族と時間を過ごしているようだ。また同メディアからの、「一連の事態が終息へと向かえば、何をすることを楽しみにしているか」という質問に対し、以下のようにコメントしている。
「ただバスケットをプレーしたい。無我夢中でバスケットをしたい。今季はほとんど試合に出場できていないから、コートに戻ってバスケットがしたい。このウイルス感染拡大予防の隔離期間は、ダイエットに取り組んでいるし、体重も減少してきている。ただバスケットをプレーするためさ」
今季は当初所属していたマイアミ・ヒートで、チームの秩序を乱したとして出場処分を下されていたウェイターズ。今季はわずか3試合しか出場していないが、ヒート在籍時の自身の言動を反省し、心を入れ替えてレイカーズと契約を交わしていた。まだレイカーズのジャージを着用して試合には出場していないが、シーズン再開となれば、彼の活躍に期待したい。
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