2020.12.17

バックスへ移籍したドリュー・ホリデーが次に結ぶ契約の平均年俸は約31億円?

ホリデーは攻防兼備のベテランガード[写真]=Getty Images
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 今年のオフシーズンに、ドリュー・ホリデーは7シーズンを過ごしたニューオーリンズ・ペリカンズを離れ、ミルウォーキー・バックスへとトレードで移籍した。

 昨季までのキャリア11シーズンでオールスターに1度、オールディフェンシブチームに2度選ばれた実績を持つホリデーは、昨季平均19.1得点4.8リバウンド6.7アシスト1.6スティールを残した実力者。

 バックスでは昨日スーパーマックス契約を結んだヤニス・アデトクンボ、2年連続でオールスター入りしているクリス・ミドルトンと共に“ビッグ3”を形成し、チャンピオンシップ獲得を目指すこととなる。

 今月上旬、ホリデーは『The Bird Writes』へ「俺は助けるため、サポートするためにここへ来た。そして勝利するためにここにいる」と話しており、バックスは攻防両面で頼りになるベテランガードをロースターに加えたと言っていい。

 そんな中、12月17日(現地時間16日)に『ESPN』はホリデーの新契約について報道。来季の契約がプレーヤーオプションとなっており、それを破棄してバックスと年平均で約3000万ドル(約30億9000万円)という超高額契約を結ぶことになりそうだという。

 30歳のホリデーは、今季の年俸が約2588万ドル(約26億6564万円)のため、急激に年俸が上昇するわけではないのだが、アデトクンボとミドルトンがすでに超高額契約を結んでいるため、キャップスペースを大幅に圧迫し、戦力補強が難しくなる危険性がある。

 それでも、今季ホリデーが大車輪の働きで貢献し、バックスが優勝あるいはイースタン・カンファレンスを勝ち上がってNBAファイナル進出となれば、万能型ガードをキープすべく、バックスは再契約することがマストになりそうだ。

 はたして、ホリデーはチーム第3の男としてバックスを真の優勝候補へと押し上げることができるのか。まずは今季のパフォーマンスに注目していきたい。

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