2020.12.19

ニックスやロケッツでプレーしてきたジェレミー・リンがウォリアーズと契約合意

ニックスで“リンサニティ旋風”を巻き起こしたリン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 12月19日(現地時間18日)。フリーエージェント(FA)のジェレミー・リンゴールデンステイト・ウォリアーズとの契約に合意したと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 NBAキャリア9年を誇るリンは、190センチ90キロのコンボガード。ドラフト外で2010年にウォリアーズでNBAデビューすると、ニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、シャーロット・ホーネッツ、ブルックリン・ネッツ、アトランタ・ホークスでプレーし、一昨季途中に加入したトロント・ラプターズでNBAチャンピオンに輝いた。

 だが昨夏NBAチームとの契約を結べず、CBA(中国)の北京ダックスへ移籍。43試合に出場して平均22.4得点5.6リバウンド5.6アシスト1.9スティールを残したものの、今年9月に自身のSNSでNBA復帰を目指すことを発表。

 古巣ウォリアーズの選手たちとワークアウトを行なうなど、NBAチームと契約を結ぶのではないかと複数の現地メディアが報じていた。

 通算480試合(うち先発は221試合)で平均25.5分11.6得点2.8リバウンド4.3アシスト1.1スティールを残す32歳は、エキジビット10契約(無保証かつ1年限定でチーム側がオプションを保持するミニマム契約)を結び、今季は主にウォリアーズ傘下のGリーグチーム、サンタクルーズ・ウォリアーズに所属する見込み。

 今後も簡単な道のりではないものの、リンがNBA復帰へ向けて大きく前進したことは間違いない。ベテランガードの奮起に期待したいところだ。

BASKETBALLKING VIDEO