2021.02.01
12月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナでデトロイト・ピストンズとのプレシーズン最終戦に臨んだ。
この日ウィザーズは八村塁が目の炎症のため2戦連続で欠場も、ラッセル・ウェストブルックとダービス・ベルターンズがプレシーズン初出場。スターターにはウェストブルック、ブラッドリー・ヒール、デニ・アブディヤ、アンソニー・ギル、トーマス・ブライアントが名を連ねた。
ウィザーズデビュー戦となったウェストブルックは、序盤こそショットが決まらず、チームメートたちとの連係もうまくいかない場面もあったが、ロングリバウンドで素早い反応を見せてもぎ取るなど球際の強さを見せ、ペイントエリアに入り込んでブライアントの3ポイントプレーをおぜん立てする働き。
そして第1クォーター残り2分17秒。ウェストブルックが左エルボーエリアから自ら持ち込んでドライビングレイアップを放り込んで初得点。その後、立て続けにジャンパーを沈めるなど存在感を見せていた。
また、ベルターンズも最初に放った3ポイントを沈めるなど、ウィザーズはピストンズを上回る得点をあげてリードする展開を作った。ウェストブルックは前半のみの出場だったものの、試合は99-96でウィザーズがプレシーズン初勝利を飾っている。
ウィザーズではブライアントが22得点7リバウンド、ビールが15得点5アシスト、ロビン・ロペスが13得点、ハウル・ネトが10得点2スティール、アブディヤが9得点10リバウンド2アシスト3スティール、ウェストブルックが8得点7リバウンド3アシストを記録。
敗れたピストンズでは、ジェレミー・グラントが14得点9リバウンド、デリック・ローズが14得点5アシストを残すなど、計6選手が2ケタ得点を残している。
両チームはこの試合でプレシーズンの日程が全て終了。ウィザーズは24日にアウェーでフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦、ピストンズは24日にアウェーのミネソタ・ティンバーウルブズ戦でそれぞれレギュラーシーズン開幕戦を迎えることとなる。
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