2021.01.10

ジェイソン・テイタムがブラッドリー・ビールとのトラッシュトークについて「特別なことだし、彼と戦えることがとても大好きだ」

ウィザーズ戦で32得点を記録したテイタム[写真]=Getty Images
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“兄弟”であるビールと激しい戦いを繰り広げたテイタム

 1月9日(現地時間8日)、ボストン・セルティックスワシントン・ウィザーズと対戦。最大28点差のリードを奪いながら最終クォーターでは4点差まで詰め寄られたが、そのまま主導権を握り続けて116-107で勝利した。この試合で、セルティックスのジェイソン・テイタムが32得点、ウィザーズのブラッドリー・ビールが41得点と、両エースによる激しい点の取り合いが繰り広げられた。

 試合終了後、テイタムはビールとゲーム中にトラッシュトークをしていたことを明かした。『NBCS Boston』のクリス・フォルスベリ記者が報じている。この2人は出身がミズーリ州セントルイスであり、5年早くNBA入りを果たしたビールとあとからプロになったテイタムは、もともと親しい間柄だったという。

「ずっと僕らは言葉を交わしていた。NBAで唯一試合中に話す相手、それは対戦している時の彼だけだ。ほかの選手にトラッシュトークを吹っかけることはないけど、この試合ではティップオフから終了までずっと彼とはやり取りをしていたんだ」と、テイタムはコメント。「夢に描いていたことだ。NBAで自分のブラザーと競争することはね」と語り、「特別なことだし、彼と戦えることがとても大好きだ」とつづっている。

 試合は最終的にテイタム率いるセルティックスが勝利したが、素晴らしい両エースによるスコアリングゲームであったことには間違いない。深い絆でつながっている2人にとっても、非常にエキサイトした試合内容だったことだろう。

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