ウィザーズのブラッドリー・ビールがチーム新記録となる29度目の40得点超えを達成

チーム新記録となる29度目の40得点越えを果たしたビール［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　5月6日（現地時間5日）、ワシントン・ウィザーズはミルウォーキー・バックスと対戦し、134－135と接戦の末に敗れた。しかし、この試合でエースのブラッドリー・ビールが42得点をマークし、キャリア29度目の40得点超えを達成。これまでチーム史上最多記録だった、ギルバート・アリーナスの28度を超える新記録を樹立するという明るい瞬間も訪れた。

　この試合、ビールは第1クォーターにいきなり12得点をマークすると、全クォーターで9得点以上を記録。試合時間残り5.3秒に1点差へと迫る3ポイントシュートを決め、40得点超えを果たした。

これまで記録を保持していたアリーナス［写真］=Getty Images

　これまで記録を保持していたアリーナスは、2003年から2010年にかけてウィザーズでプレーした選手。ポイントガードでありながら生粋の点取り屋として活躍し、2006－07シーズンには、コービー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズを相手にキャリアハイの60得点をマークした。2004－05シーズンからは3シーズンに渡ってオールスターにも選ばれている。

　そんな名選手の記録を塗り替えたビールは、2017－18シーズンに初めて全82試合出場を達成。年々得点能力を向上させ、昨シーズンは1試合平均30得点超えを果たし、得点ランキングでも2位に入った。今シーズンはここまで平均31.5得点でステフィン・カリーと激しい得点王争いを繰り広げている。まだ27歳と若く、今後の更なる記録更新に期待がかかる。

【今日のハイライト@RealDealBeal23🎥】

ブラッドリービール選手はバックス戦に38分43秒出場し、スリーポイント3本成功含むFG14/24で42得点、4リバウンド、3アシスト、1スティール。#ウィザーズ｜#DCAboveAll pic.twitter.com/hzyJzjgCgb

— ワシントンウィザーズ (@washwizardsjp) May 6, 2021