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5月21日(現地時間20日)、東の8位であるワシントン・ウィザーズは、ホームで同9位のインディアナ・ペイサーズと対戦。プレーオフ進出のための第8シードの座をかけたプレーイン・トーナメントの一戦が行われた。
すでにボストン・セルティックスとの一戦に敗れ、このペイサーズ戦は決して負けられないウィザーズ。その闘志はチームの持ち前の爆発力を呼び覚ますことになる。第1クォーター、まずは出だしからラウル・ネトの3ポイントシュートと八村塁のアリウープダンクが決まったウィザーズ。その後も順調に得点を重ね、30-29で終了する。
試合が大きく動いたのは第2クォーターからだ。ほぼ互角だった最初の12分間とは一変し、ウィザーズはラッセル・ウェストブルックがオフェンスを力強くけん引。自ら積極的に得点を取るだけでなく、チャンドラー・ハッチソンやロビン・ロペス、ネトや八村のショットも次々とアシスト。同クォーターのみで9得点5アシストを記録したウェストブルックを中心に攻撃的な戦いを展開すると、前半は66-52と大きくリードした。
だがウィザーズは第3クォーターでさらに爆発的なオフェンスを披露。開始からブラッドリー・ビールや八村が連続してレイアップでアタックしていくと、さらにビールは3ポイント、ダンクからバスケットカウントを獲得。結局ビールはこの12分間で16得点とオフェンスで大暴れし、ウィザーズもインサイドとアウトサイドで次々にスコア。この12分間のみでチームで48得点を記録し、114-83と大幅に点差を拡大した。
そして第4クォーターでも固くリードを維持したウィザーズは、最終的に142-115で勝利。見事に2017-18シーズン以来となるプレーオフ進出が決定した。
勝利したウィザーズはビールが25得点5リバウンド4アシスト、ウェストブルックが18得点8リバウンド15アシスト、八村が18得点4リバウンド2アシストをマークした。
プレーオフ出場決定!フィラデルフィアでの第1戦は月曜日の午前2時からです。#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/Bb3uNgjrtr
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) May 21, 2021
■試合結果
インディアナ・ペイサーズ 115-142 ワシントン・ウィザーズ
IND|29|23|31|32|=115
WSH|30|36|48|28|=142
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