2021.05.18

プレーオフ進出を目指すウィザーズのビール「セルティックスは競争意識が高い組織」

セルティックスとの対戦に闘志を燃やすビール[写真]=Getty Images
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「我々が今この立場にいることをうれしく思う」

 5月17日(現地時間16日、日付は以下同)、NBAはレギュラーシーズンが終了。各球団は72試合を戦い抜き、ポストシーズンに向けて東西各カンファレンスの上位10チームが決定した。今シーズンは上位6チームのプレーオフ進出が確定しており、残りの7位から10位の4チームはプレーイン・トーナメントに参戦。残された2つのプレーオフ出場権をかけて、熾烈な戦いを繰り広げるだろう。

 八村塁が所属しているワシントン・ウィザーズは、イースタン・カンファレンスの8位にランクインしており、7位のボストン・セルティックスと対戦することになった。シーズン後半から勢いが増しているウィザーズにとって、2017-18シーズン以来となるプレーオフ進出は是が非でもかなえたい目標に違いない。

 セルティックスとの対戦が19日に迫るなか、ウィザーズのブラッドリー・ビールがインタビューに応じた。「セルティックスは競争意識が高い組織だ。毎シーズンのように優勝争いに関わっているので、対戦がすごく楽しみだ」と、語っている。

 シーズン当初は成績が低迷していたウィザーズ。しかしこうしてプレーイン・トーナメントに参戦できたことに、ビールは喜びを抱いている様子だ。「我々が今この立場にいることをうれしく思う。プレーオフの第7シードがかかっている。自分のブラザー(同じセントルイス出身のジェイソン・テイタム)と対戦するのも楽しみだ。すべてがかかっている一戦だ」と、闘志を駆り立てている。

 また現在抱えているハムストリングの故障に関してもビールは言及。「状態は悪くはない。思ったほど痛みはない。今日は試合の翌日なのでもっと痛くなると思っていたが、そうでもない。とはいえ痛みは少し残っているので、次の24時間は治療漬けになるだろう」と、コンディションについて明かしてくれた。

 今季のウィザーズは安全衛生プロトコルで選手が離脱し、試合も延期がされていた。故障者も多く、厳しい状況に直面していたものの、シーズン後半から見事息を吹き返して現在に至る。果たしてここから3シーズンぶりにプレーオフ進出なるか、多くのファンが注目していることだろう。

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