Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
NBAは今、様々な問題を抱えながらリーグを開催している。例えば、観客を動員できないことによる収益分配。『ESPN』によれば、ニューヨーク・ニックスの球団社長を務めるジェームズ・ドーランは、ニックスやレイカーズのような人気球団が他チームのお財布事情を肩代わりすることに難色を示しているという。
また、プレーイントーナメントの実施についても、リーグと選手間の乖離は大きい。従来であれば8位までの球団がスムーズにプレーオフに進出できたにもかかわらず、なぜ試合数を増やして、中位のチームで決勝戦顔負けのハードなゲームをしなければならないのか、というのが選手側の意見だ。一方で、リーグはそうしたデメリットを理解しているものの、開催にはレギュラーシーズンの結果を踏まえた“ボーナス”を生み出すというメリットも存在する。例えば、ヨーロッパのサッカーでは、上位チームにUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの出場権が与えられ、下位チームには降格という厳しい現実が突きつけられる。NBAのレギュラーシーズンでも、ホームコートアドバンテージや対戦カードの優位性といったメリットが用意されているわけだが、それらのメリットをより魅力的にする施策がプレーイントーナメントという考え方もあるようだ。
金銭面、スケジュールなど、問題に問題が重なり、NBAは未だかつてないほど疲弊しているように思える。そうしたストレスもあってか、近頃のオンコートでは、選手・コーチ陣と若手審判の対立が問題視されている。経験不足や選手たちとの希薄な関係性、そして、審判長と球団のコミュニケーションが行き届いていないことなど、原因は明白。瞬間的なものであればまだしも、選手たちが度々審判に詰め寄り、不満を吐露するシーンは後を絶たず、球団はネガティブ要素の増加によるファン離れを懸念しており、リーグもこの現状を芳しく思っていない。
また、レフリーのジャッジ論争についても、未だ収束の目処が立っていない。ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)やトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)らに代表される不自然なモーションからファウルを誘発する行為は、クレバーと捉えることができる反面、現行のルールに則ると明らかにオフェンス優位な状況を作り出してしまっている。ディフェンス陣のフラストレーション、スピード感の欠如、ゲーム時間の延長など、これにより発生する問題は決して少なくない。
NBAは、ファウル規定やチャレンジシステムの導入をはじめ、これまでも柔軟にルール変更に対応してきた過去がある。果たして、リーグは今後、関係者やファンの声をどのように反映させていくのだろうか。シルバーが口にした「変革期」の“内容”に注目が集まる。
文=Meiji
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