2021.05.26

シクサーズとの第2戦に挑むウィザーズのビール「明日に向けて準備万端だ」

シクサーズとのプレーオフ初戦、ハリス(右)相手にディフェンスをするビール(左)[写真]=Getty Images
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「僕がいるべき舞台はプレーオフだとあらためて感じた」

 5月24日(現地時間23日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフ ファーストラウンド初戦を敵地で迎えたワシントン・ウィザーズ。試合時間残り1分30秒には八村塁の3ポイントシュートで5点差までシクサーズを追い込むなど、終盤まで粘り強く戦ったが、118-125で敗れている。

 しかしウィザーズのメンバーは来たる27日の第2戦に向けて、万全を期して挑んでいく様子だ。その前日となる26日にエースであるブラッドリー・ビールはインタビューに応じ、「0勝1敗だけれど、誰も下を向いていない。これはスランプでもなんでもない。シリーズは長いから、引き続き1試合1試合に集中していく」と、コメント。「次は明日の第2戦。準備万端だ。今日と昨日はすごくいい練習ができた。攻守の修正点のフィルムスタディーをした」と、言葉を残している。

 またビールは「この時期に試合の間隔が空くことはすごくありがたい。ここ1カ月半は少なくとも1日置きに試合があった。次の試合まで今回は中2日あった。そして次の試合のあとも中2日ある。体をしっかりと休めることと回復させることができるのは大きい」ともコメント。レギュラーシーズンはハードな日程だったが、現在は身体の休息に時間を費やすためのゆとりがあることを明かした。「そして修正点をしっかりとフィルムスタディーする時間もある。相手を止めるための研究がじっくりできる」と、フィルムセッションにも意欲的だ。

 第1戦で敗戦を喫したウィザーズだったが、この2日間で肉体のリカバリーに加えて試合内容を振り返るなど、第2戦に向けて徹底した準備に励んできた。また3年ぶりのプレーオフについてビールは「僕がいるべき舞台はプレーオフだとあらためて感じた。僕もチームの皆もこの大舞台でバスケをやり続けないといけないと感じたよ。そう感じられることも幸せだ」と語っており、チーム一丸となって高い競争心とともに次戦に臨んでいくに違いない。

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