2021.05.30

ウィザーズがシリーズ3連敗…ウェストブルック「タフに戦わないといけない」

バスケ情報専門サイト

シリーズ3連敗後、第4戦に向けて意気込みを語る

 5月30日(現地時間29日、日付は以下同)ワシントン・ウィザーズはホームでフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレーオフファーストラウンド第3戦に挑んだ。アウェーで行われた先の2戦で連敗し、シリーズを0勝2敗としていたウィザーズ。本拠地で勝利することで流れを引き寄せたかったが、このゲームでは前半からシクサーズに2ケタリードを奪われ、後半も主導権を奪えないまま103-132で3連敗を喫した。

 ウィザーズはこの第3戦で、ラッセル・ウェストブルックが26得点12リバウンド10アシストとトリプルダブル、ブラッドリー・ビールが25得点6リバウンド、八村塁が10得点5リバウンドを記録。しかしゲームの流れをつかめず、0勝3敗とあとがない状況になった。

 試合後、ウェストブルックはインタビューに対応。第4戦に向けて「タフに戦わないといけない。次負けたらシーズンは終わりだ」と危機感をあらわにした。シクサーズに王手をかけられた状況に関しては「(進出に王手をかけたチームが)勝ち切ることは実は簡単ではない。もちろん1勝3敗か0勝3敗から逆転することも難しい」と、説明する。

「僕は両方を経験しているが、チームメートにわかってほしいことは、1試合では4勝できないということ」と、続けるウェストブルック。「それと次の試合もホームゲームだということ。なのでホームのファンのエナジーや我々の若手の元気さ、そしてスピードを生かして、悔いのないように精一杯戦うことだ。1勝できたら、その次はフィラデルフィアで第5戦だ」と、第4戦に向けて意気込みを語った。

 厳しい敗戦が続き、シリーズ敗退まで追い込まれたウィザーズ。シクサーズとの第4戦は6月1日に行われる。

ラッセル・ウェストブルックの関連記事