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6月29日(現地時間28日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスはジェイソン・キッド(元マブスほか)がチームの新たな指揮官に就任したことを正式に発表。25日には『ESPN』が契約合意に向けて双方が最終段階に入っていることを報じていた。キッドは現役時代、キャリア19シーズンのなかで約8シーズンをマブスでプレーし、2011年には球団初優勝に大きく貢献していた。
2019-20シーズンから今シーズンまでの2年間、ロサンゼルス・レイカーズでアシスタントコーチを務めていたキッド。フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)を補佐すると、就任1年目にはリーグ制覇に尽力した。今回レイカーズを離れることになったことで、キッドは自身のツイッターを通して以下のようなメッセージを発信している。
「レイカーズでの2年間では信じられないような経験ができた。フロントオフィス、コーチングスタッフ、選手たちと仕事をするなかで、特にジーニー・バス(オーナー)、ロブ・ぺリンカ(ゼネラルマネージャー)、フランク・ボーゲル、カート・ランビス(アドバイザー)など、多くの人たちからたくさんの学びを得た。困難に立ち向かいながらも優勝を果たしたあのシーズンを振り返ると、なんて素晴らしい歩みだったのだろうと思う」
また指揮官として古巣マブスへ就任することについては、「ダラス・マーベリックスの新たな指揮官に就任することを光栄に思う。そして再び球団の一員になれることに心を躍らせながらも、それが自分の人生で非常に大きなことを意味しているのだと感じている」と、つづっている。
現在マブスには若きスターのルカ・ドンチッチを筆頭に、充実したロスターが編成されており、「貪欲で計り知れないほどに才能を秘めたこのチームで仕事ができることに興奮している。マーベリックスのためにも勝利のレガシーを築いていきたい」と、球団の公式ツイッターを通してキッドは来季の意気込みを語った。
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