2021.07.02
7月1日(現地時間6月30日)、NBAプレーオフ2021のウェスタン・カンファレンス決勝第6戦が行われ、フェニックス・サンズが敵地でロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。
シリーズを3勝2敗とし、ファイナル進出へ王手をかけたサンズ。第1クォーター序盤、クリス・ポールが2連続で3ポイントシュートを沈めてリードを奪うと、その後も順調に得点を重ね、33−29で終了。続く第2クォーターは相手の反撃に遭い、一時同点に追いつかれてしまうが、ジェイ・クロウダーが立て続けに加点し、66−57とリードを広げて試合を折り返した。
サンズの9点リードで迎えた第3クォーターは激しい点の奪い合いが繰り広げられ、互いにスコアを伸ばしていく。その中でポールが積極的な姿勢でゴールを狙い、97−83とさらにリードを広げて最終クォーターへ突入。勝負の第4クォーターもポールの勢いは止まらず、得意のミドルシュートや3ポイントシュートを立て続けに成功させ、残り5分49秒に27点のリードを奪う。その後サンズとクリッパーズともにベンチメンバーに交代し、勝負あり。サンズが130−103で勝利し、28年ぶりとなるファイナル進出を決めた。
勝利したサンズは、ポールが41得点8アシスト3スティールと大活躍を見せたほか、デビン・ブッカーが22得点、クロウダーが19得点、ディアンドレ・エイトンが16得点17リバウンドのダブルダブルを達成した。一方、敗れたクリッパーズはマーカス・モリスが26得点9リバウンド、ポール・ジョージが21得点9リバウンドと奮闘したものの、チーム初のファイナル進出とはならなかった。
■試合結果
ロサンゼルス・クリッパーズ 103−130 フェニックス・サンズ
LAC|29|28|26|20|=103
PHX|33|33|31|33|=130
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