ファイナル初進出を決めたバックスのミドルトン「長かったけど、すばらしい道のりだ」

見事イーストを制したミドルトン（左）[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　7月4日（現地時間3日、日付は以下同）。ミルウォーキー・バックスが118－107でアトランタ・ホークスを下し、イースタン・カンファレンス・ファイナルを4勝2敗で突破した。

　1974年以来、フランチャイズ史上3度目のNBAファイナル進出を決めたバックスは、この日もヤニス・アデトクンボが左膝を痛めたことで欠場したものの、第3クォーターだけで23得点と大爆発したクリス・ミドルトンがゲームハイの32得点に7アシスト3スティール、ドリュー・ホリデーが27得点9リバウンド9アシスト4スティール2ブロックと両輪が大活躍。

　さらにブルック・ロペスが13得点6リバウンド3ブロック、パット・カナトンが13得点8リバウンド2スティール、ボビー・ポーティスが12得点9リバウンド、ジェフ・ティーグが11得点、PJ・タッカーが4本のオフェンシブ・リバウンドを含む8リバウンドに5得点2アシストを残した。

　デトロイト・ピストンズからトレードで加入後、アデトクンボと共にバックスで8シーズン目をプレーするミドルトンは「長い旅路だ。でもすばらしい道のりでもある。十分価値のあるものだ。最初の年は15勝しかできなかったけど、そこからプレーオフへ進み、この2年間はチャンスがあると思っていた。そして今、ようやくこの場に立つことができた」とこれまでの道のりを振り返っていた。

　今季からバックスへ加入し、攻防両面で貴重な役割をこなすホリデーは「クリスはこのチームのハートだ。ヤニスは僕らのソウルなんだという気がしている。あの2人がいなければ、僕らは本当にこの場にいることができなかっただろうね」とバックスの最古参デュオを称賛。

　フェニックス・サンズとのNBAファイナル初戦は7月7日。アデトクンボがいつ復帰できるかは未定だが、初優勝を目指すサンズと、71年以来2度目の優勝を狙うバックスによる頂上決戦は見ものだ。